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第2回 ゴー・ガガ

HAPPENINGText: Emanuelis Ryklys

ほとんど全てのアーティストは翌日港町クライペダへ移動をした。

昼間の時間帯には、クライペダではビジュアルイベントが行われた。アート展示場となっている大型テント内でDJ達とフュー・ノルダーのコンテンポラリーな音が演出。

夜までにゴー・ガガは旧ソヴィエト映画館ジェマイティヤに移動をした。ビリニュス出身のアーティストたちは、クライペダ出身の独立したミュージシャンなど地元人に加わった。彼はいくつかの250bpmブレイクを起こし、後におそらくもっとも彼の音楽における個性の重要な部分になる得るだろうエレクトロニックの前衛的アーティストたちの仲間入りを果たした。

DJエレクトロッド・コラベリンコフもまたゴー・ガガの味わい深いトラックでクライペダにエネルギーを与えた。

スクエアプッシャーの弟分として知られる、イギリス出身のシーファックスもまたクライペダのイベントに参加した。沢山のハードウェア、アナログ機器、また目をさすような構成は港町の観客たちの心に刻まれた。

もうすでにゴー・ガガはこれからのイベントについて企画があるのだ。

小さな規模の公演がマルチメディア祭のエントリーナンバー4番としてリトアニアのシャウレイへもちこまれる予定だ。DJ達とVJたちもまたゴー・ガガの音とビジュアルとともにドイツのドルトムントで行われるエレクトロニック・バルティカム・フェスティバルを揺り動かすこととなるだろう。

その後の5月20日にゴー・ガガはクライペダにてもう一度公演を行う。そのときにはケルン出身の作曲家メトープのライブセットとジラフェントースト出身のVJも共演。

ゴー・ガガの主催者はイベントに参加した全てのVJたちによるビジュアル効果を取り入れたDVDのリリースも計画している。

GO GAGA Vol.2
2006年4月21日、22日
会場:Arka、Pavilion、Zemaitija
https://www.rutrut.lt/gogaga/

Text: Emanuelis Ryklys
Translation: Yukino Kotake
Photos: Emanuelis Ryklys

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