第2回 ゴー・ガガ

HAPPENINGText: Emanuelis Ryklys

パーティザナジのDJは音楽情緒の全スペクトルにのって最高潮に達していた。VJのウェスタは視覚的にも彼らのセットをより楽しめるものとしていた。

ロックとエレクトロニックの融合もしくはエレクトロニックとロックの融合のビリニュス・チューンの絶頂は、全員の手をあげさせ、メイン演奏への気分の向上をさせた。VJロカスは特殊なビジュアル効果を観客たちに見せ付けた。

ベルリンのエレン・エイリアンによるBピッチコントロール・レーベル出身のミュージシャン、ポール・カークブレンナーがイベントのヒーローとなった。彼のライブセットはとてもエレクトロニックな、エネルギッシュなまた気分を高潮させる雰囲気であった。ドイツのエレクトロニック音楽雑誌グルーヴはポール・カークブレンナーのライブ模様を10位中9位に載せたのだ。彼はプロディジー、モードセレクターやケミカル・ブラザーズといったバンドにも参加している。VJたちは折衷案的であり皮肉的なビジュアル効果の感情のスパイスを観客たちに与えようと試みる。

ダンスホールのイベントではビリニュス出身のDJエッセの選んだ音が流されることとなった。小さいホールで一番初めのライブを行ったのはビリニュスによるアーティスト、PB8とダブリケート・コレクティブ出身のVJエイミスであった。なにかもの静かでけだるいそれでてきまじめな雰囲気のセットだ。

アメリカ出身のダウトフル・ゲストと彼女の印象強く折衷的な音は多くの観客を魅了する。ビリニュスのネクスト・フェスティバルイベントの主催者となるポール・ペーパーも隣でVJを。

クライペダ出身の若手作曲家フュー・ノルダーはもっとも興味深い新人だ。彼の一番初めのライブ出演でありとても新鮮な興味深い音を奏でた。VJルーモスはフュー・ノルダーの音をいくつかのミニマリスティックな視覚効果とともに彩を加えた。

小さい方のホールではビリニュス出身のDJ、ZWXがミックスの技術をライブショーの中間に盛り込むかたちで見せ付けることとなった。

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