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スーパー・クリエイターズ・アリーナ 2

HAPPENINGText: Yuki Ishida

東京で今年初の真夏日を記録したGWの初日(とその前の日)、クリエイター50組が参加したフリーマーケット「SCA-2(SUPER CREATORS’ ARENA 2)」が開催された。会場は、昨年に引き続き六本木ヒルズアリーナ。屋根を持つオープンスペースで、そこに出店者&お客がツメツメ&コミコミの状態。円形のステージでは、次から次へとライブペインティングが行われ、間近で見ることができる。とにかくすごい熱気に包まれていて、大型連休の始まりも感じさせつつ、そこに集まったクリエイターたちの注目度がうかがえた。


ライブペイントは、イラストレーター&ソラミミストの安斎肇 / DJプレイはプロデューサー、DJの井出靖

さて、クリエイターが自分の作品を販売するというイベントは、大なり小なりいくつか存在する。だけど、彼らが私物を持ち寄り、しかも売り子としてお客にディスカウントをされている姿などが見られるのは、けっこう珍しい。仕事でつかった衣服やオリジナルのTシャツ、作品の参考にした本やアイディアソースとなったモノ、もちろん作品なんかがフリマ価格で手に入ったりもする、ファンにとってはほんとに貴重な機会である。


イラストレーターのエドツワキ

その一方、会場でしばし見かけたご年配の方々や“近所から来ました”風な人たちは、まったくこの企画の趣旨を理解せず、著名なクリエイターたちが目の前に立っているにもかかわらず、そんなのまったくおかまいなしに(というか、誰だか知らない)値切りつづける。「おばあちゃん、そのTシャツ買うの?!」という驚きとともに、よくある閉鎖的な若者カルチャーイベントにはない雰囲気が、とてもほほえましくて好印象だった。


イラストレーターの奥原しんこ

ただし、会場でなにか絵を描いたり、その場で作品を作って販売していたクリエイターは大変だったと思う。お客にとってそういう企画は、まさに“生”の醍醐味であって、とても人気が高い。中には“宿題としてお持ち帰り”な人もいて、大盛況だったからこそという部分はあるにしても、それを無事に仕上げるまでは、彼らのフリマはまだ終わらない、のだ。

一日目が平日だったにもかかわらず、来場者数は昨年を上回った感があった「SCA-2」。来年も暑い&熱いイベントでGWのスタートを盛り上げてもらいたいものです。

参加アーティスト:秋山具義、姉川たく、安斎肇、井出靖、宇津木えり+ウィスット・ポンニミット、奥原しんこ、金子ナンペイ、熊谷隆志、倉科昌高、黒田潔、小宮山雄飛、坂本美雨、白根ゆたんぽ、大日本タイポ組合、デハラユキノリ、デビルロボッツ、寺門孝之、冨沢ノボル、野田凪+宇宙カントリー、野宮真貴、平間至、みかんぐみ、箭内道彦、山本宇一、D[di:]+メチクロ、エドツワキ、Keitarrow、SUNDAY-VISION ほか

SCA-2(SUPER CREATORS’ ARENA 2)
会期:2005年4月28日(木)〜29日(金)
時間:11:00〜17:00
会場:六本木ヒルズアリーナ
住所:東京都港区六本木6-2-31
TEL:03-6406-6000
https://www.roppongihills.com

Text: Yuki Ishida
Photos: Yuki Ishida

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