PLAY WITH THE EARTH 逗子公演 2020
地球が故郷であるという感覚、誰しもが自然の一部であるということ。この普遍的な真理を現代人は忘れがちだ。10月10日に逗子文化プラザなぎさホールで行われた「Play with the Earth」の公演は、それらを本能的に呼び起こしてくれるも...
地球が故郷であるという感覚、誰しもが自然の一部であるということ。この普遍的な真理を現代人は忘れがちだ。10月10日に逗子文化プラザなぎさホールで行われた「Play with the Earth」の公演は、それらを本能的に呼び起こしてくれるも...
アートとは何か?アメリカ人アーティスト、ジョン・バルデッサリ(1931〜2020年)は、カルフォルニア、サンディアゴ郊外の彼の故郷、ナショナルシティで1960年代から疑問を持ち始めた。アートは何になり得るのかという再考察や芸術的...
毎年開催されている国際写真祭 KYOTOGRAPHIE(キョウトグラフィー)の今年のテーマは、「ビジョン」。8年目となる今年は、予定されていた日程を変更し、2020年9月19日から10月18日まで開催された。「ビジョン」は政府や個人の視野の...
どれ程の展覧会が、過去の作品から現代の作品までの繋がりを観るものに問いかけるだろうか。アート分野における多くの人はこの関係を当たり前のことと考えているが、この頃は観客にこの関係性について深く考えさせることを忘れがちだ...
オラファー・エリアソンの日本における10年ぶりの個展「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」が東京都現代美術館にて開催中だ。本展覧会はまさに不思議な体験と相互作用を生む空間である。 アイスランド系デンマーク人アーテ...
日本で二番目の公立美術館として1933年に開館した京都市美術館は、帝冠様式の外観を保存しつつ大規模な改修を行い、京都市京セラ美術館の通称で、2020年春、リニューアルオープンした。 現存する日本の公立美術館の中で最も古い建築...
私たちのこの世界はイメージで溢れている。パリのジュ・ド・ポーム国立美術館にて2020年6月7日まで開催されている展覧会「スーパーマーケット・オブ・イメージズ」は、チーフキュレーターのピーター・センディの著書「スーパーマーケ...
マルセイユのヨーロッパ地中海文明博物館(MuCEM)で、クリスティン・プーランとピエール・ニコラス・ブナコフのキュレーションによる展覧会「ボヤージュ、ボヤージュズ」が、5月4日まで開催されている。 展覧会目録のイントロダク...
ここ数年、愛媛県では、「座朱欒(ざしゅらん)プロジェクト」が行われている。「朱欒」は、大正期に、若かりし頃の伊丹万作、中村草田男、重松鶴之助などが中心となって大正末期に作った同人誌。後にそれぞれのメンバーが映画、俳句...
京都を中心に活動する40歳以下の若手現代作家を紹介する「KYOTO ART FOR TOMORROW 2020 −京都府新鋭選抜展−」が、1月25日から2月9日まで京都文化博物館で開催。今年は40人が選出された。 同時に、日用品をナフタリンでかたどっ...
マンガやコミックを彷彿させる黒く縁取りされたカラフルな図柄で覆われた、有機的かつ複雑な曲線を描く陶の立体作品で知られる日野田崇(ひのだたかし)の個展「手と色形楽」が、2019年12月7日から2020年1月25日にかけて、イムラアー...
「See by Your Ears(耳で視る)」の名を冠するプロジェクトのもと、音楽、アート、都市計画、映画に至るまで、分野を超えて「音の可能性」を拡張する試みを世界各地で展開するサウンドアーティスト、evala(エバラ)が手がける新作映...
モントリオールに拠点を置く世界的に有名なDJ、音楽プロデューサーで作曲家のキッド・コアラと、美術監督のK・K・バレットが手掛けるマルチメディア・パペットショー「NUFONIA MUST FALL」(ニューフォニア・マスト・フォール)が、1...
2019年12月24日、フランス人画家ピエール・スーラージュは100歳を迎えた。現在開催中の「ルーヴル:スーラージュ回顧展」は、ルーヴル美術館にとっても、偉大なアーティストに敬意を示す貴重な機会となった。本展示のキュレーター、ア...
第30回ストックホルム国際映画祭では、女性の存在感が再び映画業界の平等を推し進める映画祭での取り組みを示しながら、変化を生み出し続けている。フランスの女性映画監督、セリーヌ・シアマはストックホルムビジョナリー賞を受賞し...
東京の街を舞台にアートとデザインを身近に感じることができる祭典「DESIGNART TOKYO 2019」(デザイナート・トーキョー)が10月18日から27日にかけて開催。これまでの原宿・表参道・青山・六本木などのエリアに加え、銀座、新宿にも...
実験音楽と現代音楽は万人向けではない。だからこそ音楽やアートの会場は限られた予算の中で、参加者のためにひらけた、効果的な方法で企画する必要がある。ラトビアのリガで開催されたサウンド・フォレスト・フェスティバルのディレ...