スティーブ・ベイカー

PEOPLEText: Aya Shomura

今回、改めて日本で「Esin」を開催するにあたり、特別な想いはありますか?

「Esin」の夢は、学校を作ること。創造性を刺激して、世界中の才能が集まるような学校です。プロデューサーやマネージャーも育成して、新しいビジネスの土壌をつくりたい。作品発表や展覧会を目印に様々な領域の思想家が集まります。この目標に向かって、東京や香港の同僚たちと共に働いていますが、まだまだ多くの人々から支援をいただかなければ実現できません。地方や中央の政府はもちろん、長い視野でイノベーションを育てる未来志向の企業と関係を構築する必要があります。今は希望に溢れていますが、もちろん多少の不安も…でもこれは必要なことです。

sb_004.pngsb_003.png

ワークショップ参加者は期間中、個人としてだけではなくグループでの意見交換や作品制作、発表を行なうこととなり、達成感や刺激、新しい挑戦への高揚感と同時にストレスも抱えることと思います。それも本ワークショップでの醍醐味でしょうか?

その通りです。ストレスも、締切も、失敗も重要です。失敗しない人は、本気でチャレンジしていません。そして衝突も必要です。これら全ての要素が創造力をかきたてるのです。なかなか簡単には行きませんよ!

ところでオフタイムはどのようなことをして過ごすのでしょうか?

仕事のことを考えています。そうしているうち、自分がやっていることを仕事だと思わなくなりました。

sb_006.jpgsb_007.jpgsb_ckcn_tokyo.png

幼少期、10代、20代、30代それぞれに夢中になったことを教えて下さい。

いつも未来のことを考えて夢想していました。子供の頃からSFファンで、SF小説の古本をペーパーバックで買い漁ったものです。14歳のとき、将来はSF小説を書こうと心に決めました。予想よりちょっと時間がかかりましたが、最終的にその目標も達成しています。そしてもちろん、音楽も大好きです。

最も興味、関心を持っていることは何ですか?

自分がやっていること全てです。

今、会って話をしてみたい人(ワークショップの参加者以外で)、一緒に仕事をしてみたい人はいますか?その理由も教えて下さい。

「Esin」の夢の実現を助けてくれるビジョンや資質を持った人なら、どんな人にでも会いたいと思っています。

最後に、今後「Esin」はどのように展開していく予定でしょうか?

準備が整い次第、日本以外でもワークショップを開催しようと計画中です。おそらく香港を皮切りに、台北など招聘を受けた都市で開催します。学校を創設して、その学校を支援するビジネスモデルが実現可能であると証明できたら、海外にも広めていきます。国ごとに学校を作るのか、地元の専門家に「Esin」のビジネスモデルを提供するのかは未定。こんなクリエイティビティーを触発するグローバル・ネットワークができたら、素晴らしいと思いませんか?

Esin 第1回 東京ワークショップ
会期:2015年2月16日(月)〜27日(金)*実質10日間
クリエイティブ・リーダー:ジョン・ワーウィッカー(Tomato創設者、モナシュ大学教授)、グラハム・ウッド(Tomato創設者、The Gild エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター)、ジョエル・バウマン(カッセル芸術大学学部長)、吉川 徹(クリエイティブ・ディレクター、リボネシア ディレクター)
会場:Maker’s Base(目黒川沿いの工場跡スペース)
住所:東京都目黒区中根1丁目1-11
定員:20〜30名
参加費:300,000円(税込)

Esin 第2回 札幌ワークショップ「Memory is the Medium」
会期:2015年3月1日(日)〜4日(水)
クリエイティブ・リーダー:グラハム・ウッド(Tomato創設者、The Gild エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター)、ジョエル・バウマン(カッセル芸術大学学部長)、吉川 徹(クリエイティブ・ディレクター、リボネシア ディレクター)
会場:ICC(インタークロス・クリエイティブセンター)
住所:札幌市白石区東札幌5条1丁目1-1
定員:15名
参加費:50,000円(税込)
http://projectesin.com

Text: Aya Shomura
Translation: Tazlu Endo

【ボランティア募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
ミルク倉庫+ココナッツ
MoMA STORE