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レッドブル・ミュージック・アカデミー・ウィークエンダー・トウキョウ

HAPPENINGText: logram

鈴木勲&DJ ケンセイのセッションでは、彼の選曲に鈴木勲が応える様に進み、鈴木勲の熟年の凄みのある雰囲気、80歳のベーシストがエレクトロニックミュージックとのセッションする探究心に心を動かされた。デイダラスは、常に溢れてくるインスピレーションを音に変えてグルーヴを作り、止まる事のないインスピレーションの引き出しの深さと、アーティストとして感性が表現されていた。アーティスト達の実験的で意欲的なステージが特徴の一晩だった。

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Red Bull Content Pool, Photo: © Pere Masramon

最先端のエレクトロニックミュージックのショーケースと題さ入れた「EMAF TOKYO」はリキッドルームで2日間にわたり開催。ライブを中心としたプログラムの他に、ジャンルを超えたリスペクトを受ける両人、カールステン・ニコライ砂原良徳による、制作の裏側に迫るレクチャーなど、RBMAならではのアカデミックなプログラムも用意されていた。

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Red Bull Content Pool, Photo: © Pere Masramon

日本、世界の音楽家達の競演。1日目のトリはやはりカールステン・ニコライのバンド「ダイアモンド・バージョン」とオプトロン・プレイヤーの伊東篤宏によるライブパフォーマンスが圧巻。もちろん、00年代の日本のエレクトロニカシーンの中心人物で、最近では写真家としても活動する青木孝允のライブもさすがの安定感。また、いまだシーンから根強い支持を受け、アニバサリー的リリースも精力的に続ける「μ-Ziq」のライブなど1日目から内容の濃いプログラム。

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