DOTMOV FESTIVAL 2011

HAPPENING

デジタル・フィルム・フェスティバル「DOTMOV」、世界各地で上映開始!

DOTMOV」は、未知なる才能を持ったクリエイター発掘と作品紹介の機会の創出を目的に開催されるデジタル・フィルム・フェスティバル。世界中から作品募集を受け付け、寄せられた作品は、ゲストクリエイターにより優秀作品を選出、ウェブサイトでの公開に加え、2011年11月より国内外の会場で上映します。今年集まった作品総数は、世界18カ国から208作品。

DOTMOV FESTIVAL 2011

上映会場・期間

11月01日〜12月03日 札幌 CAI02
11月08日〜11月10日 札幌 ATTIC
11月16日〜12月16日 仙台 TRUNK
11月16日〜12月08日 東京 TOKYO CULTUART by BEAMS
01月16日〜02月18日 静岡 CCC 静岡市クリエーター支援センター
11月01日〜11月13日 京都 カフェアンデパンダン
11月09日〜11月23日 大阪 ディグミーアウトART&DINER
11月21日〜11月26日 神戸 神戸芸術工科大学
11月05日〜11月18日 香川 トキワアートギャラリー (シネマスクエア2011)
11月01日〜11月30日 福岡 文化芸術情報館アートリエ
12月23日〜12月23日 福岡 konya-gallery
11月05日〜11月14日 香港 マイクロウェーブ・フェスティバル 2011
11月01日〜11月30日 ロンドン ICNギャラリー・カフェ
02月24日〜02月24日 ストックホルム ヴィラ・コンテンポラリー・アート
11月05日〜11月26日 ニューヨーク ザッカ
12月01日〜01月31日 ロサンゼルス ノルヴァータレン・ギャラリー
12月10日〜12月10日 メルボルン フェデレーション・スクエア
01月18日〜02月12日 ブラジル バイーア近代美術館
12月02日〜12月04日 インド ルミエール・デジタルアニメーション・フェスティバル
11月25日〜11月27日 バリ島 バリ・クリエイティブ・フェスティバル 2011

上映作品 (ウェブ上での公開は終了しています)



  • ツチノコ
    5’37” | Japan | 2011
    Dir: rakudasan
    Music: Gaka
    Performers: maimuima
    Photographer: Atsuhiro Shirahata
  • 私が「ツチノコ」を選んだのは、表現豊かで、楽しく、エネルギッシュで想像力に満ちた、遊び心がある作品だから。カラフルなキャラクターと個性で人を引きつけ、記憶に残る作品だ。歩みと視点の探査物語。
    選出・文:Ian Anderson (TDR)
     
    日本の中学校の英語の教科書には、あたまのページに「This is a pen.」という文章が載っている。これは日本人が最初期に覚える英文のひとつだ。その昔、日本の著名なコメディ・グループがこの「This is a pen.」を連呼して笑いを取るというシュールなギャグが国民的な人気を博した。教科書は最初のページほど印象に残り、その後は失速してその学習の記憶は消えてゆくものだ。
    初めて入るレストランで何を注文したらよいか困った時には、その店のメニューの一番上に書いてあるものをオーダーするのがよい。その店の得意料理、お勧めの一品であることが多いからだ。
    この作品「ツチノコ」はDOTMOVフェスティバルの作品リストの最初に記載されていたものだ。ただそれだけかと問われれば、それだけですと答えるしかない。しかしこの符牒は重要だ。この作品は個別の映像作品としてその内容を云々するべきものではない。映像のつくり方はかなり「人力」で、さまざまなビジュアル表現(日本のコミック、ハリウッドムービーの特殊効果)、身体表現(演劇やパントマイム)をトレースしている。そのどれもが「かつてどこかで見た表現」という既視感に覆われている。ではそれではだめかと言えば全く違う。これが現在の日本の映像表現を体現しているのだという強い印象が襲ってくる。数年前に日本では「クリエイティブの焼け野原」という言い方が流行ったことがある。その意味は肯定にも否定にも取れる含蓄のある言葉であり、言葉の響きだけが一人歩きすることで数多くの誤解も生んだ言葉でもある。ちなみにこの言葉の意味を簡潔に説明せよと今いわれれば、この作品「ツチノコ」こそクリエイティブの焼け野原そのものといっていい。ちなみに「画家」の音楽は素晴らしい。
    選出・文:Jiro Ohashi


  • Intro (M.T.A.I.)
    3’08” | Germay | 2010
    Dir: Katja Baumann
    Music: Arto Mwambé
  • スマートでひねりのあるシンプルなアイディアによる作品がとても好き。この作品が正にそれだ。とても良く考えられた動きを実写素材をうまくまとめて表現しているのが素晴らしい。とても感銘を受けました。
    選出・文:Yoshi Sodeoka (c505)


  • Bug
    4’09” | Japan | 2011
    Dir & Sound: Takeshi Tsunehashi
  • 蝶(ここではバグ(Bug))は楽しさの象徴である。荘子の「胡蝶の夢」の中で、荘子が夢の中で蝶になり、甘い蜜を吸いながら、蝶の幸せを満喫したことに由来している。夢から目が覚め、夢うつつの荘子は、現実が夢なのか、先ほどの蝶の世界が夢なのか、判断がつかない。蝶が自分の夢を見ているのか、自分が蝶の夢を見ているのか。夢で蝶が登場するのは、不思議な感じの人に出会うことだ。主人公は蝶の対称的な羽のように、自分とまったく同じ神秘的な自分に出会う。もう一人の自分と一日を楽しく幸せに過ごす。もう一人の自分との楽しい夢。自分が蝶なのか、彼女が蝶なのか判断はつかないが、彼女たちは幸せでリラックスしているように見える。映像のすべてのシーンはフレームレートを調節して、ルーピングしたシーンすべてを繋げて神秘的な雰囲気に仕上げることに成功した。ルーピングした映像のワンシーン、ワンシーンは、蝶の反復的だが幸せな羽ばたきのように映像の中へ私たちの視線を取り込み、やがて虜にしてしまうという巧みなテクニックを見せている。
    選出・文:Ki Young Park (Sugarcube)


  • 鏡のなかの鏡
    4’44’ | Japan | 2011
    Dir: Kanji Matsuura (Studio KK)
    Music: Kazumi Kondo (Lowo=Tar=Voga)
    Actors: Quick (Ichigeki), Yuki Goda (Monochrome Circus)
  • この作品を選んだのは、エフェクト効果やあからさまなデジタル加工や合成などが見られないから。とても詩的なビジュアル体験のために作られたシンプルな(そして残忍な)2人の物語の構造とその規律。物語は進むのか?後退するのか?または永遠に繰り返されるのか?
    衣装の細部、メイクアップ、セットやサウンドデザインにまで注目して欲しい。
    選出・文:David Linderman


  • Notebook Phase
    6’00 | Germany | 2011
    Dir & Sound: Philipp Artus
  • この映像にコメントするのは大変難しい…。ノートブックを題材としそれらが複数登場する展開はおそらく何らかのネットワークを表しているのかもしれないし、ノート顔のキャラクターやボールのように見える物体が飛び交っている様は何か重要な事を指しているのかもしれない。
    もっともっと何か意味があるのでは?いや、そんな考え方は間違いか?…大変難解な作品である。
    正直、コンセプトやストーリーの意味は私には分からない。
    しかし、私が注目した点はそういった部分ではなく、映像内にある『妙さ』である。
    動きや音は、まるで自分自身がこれらを操作しているかのような不思議な感覚であり、この空間になぜか見入ってしまうのだ。
    これは双方向でなく一方的な映像作品のはずなのだが…。
    また、絵のタッチはどこそこのグラフィックデザイナーや映像作家がつくったような鼻につく(洗練された)部分がなく、それが個人的には大変好みであるし、そういったピクセル感や簡素さも面白さのひとつである。
    選出・文:Hideki Inaba


  • Brunch
    3’28” | Japan | 2011
    Dir: Yasushi Hori
  • 固定視点による超現実的で、奇妙で新しい作品「Brunch」。物語に引き込まれる不思議なアニメーションだ。繰り返し見るほどに謎が深まる魅力的な映像作品。古き良き物語の力を思い出させてくれる。
    選出・文:Jesus de Francisco (Motion Theory)

  • Brunch
    3’28” | Japan | 2011
    Dir: Yasushi Hori

  • クノフリーク -小さい大きな贈りもの-
    12’08” | Japan | 2011
    Dir: Saori Watanabe

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