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「モノブロック」。それ自体が一種のビジネスジャンルを成すような2人組は、実生活でもカップルとして共に活動。溢れる程たくさんのアイディアでプロジェクトに取り組んでいる。彼らの中で一番大きな部分を締めているものは協調性であり、それらは時計の針のように連動して作用している。
彼らのアイディアは、とてもシンプル。『価値観を通じて芸術的な表現を寄せ合い、楽しくてオープンで共同的なやり方で自分達の感覚をシェアできる場所で、物思いにふける空間を作り上げる。想像力に境界はないという独特で高度な芸術的メッセージを生み出してサポートしたい。』と彼らは言う。
そこで生まれたのが、アイディアを具現化する場所、「モノブロック」である。
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メンバーは、 ヴィック・アリエッタとパブロ・ガルッポの2人。彼らは出会った時からの仲であり、この出会いがプロジェクトを共に発展させていこうとする意思の一つになっているようだ。モットーの一つが、「Live the Love(愛を生きる)」。それ故、彼らは愛し合い、共に生活している。
ヴィックはコミュニケーションとマーケティングを、パブロはグラフィックデザインを学び、2人のバックグラウンドが素晴らしい料理が調理されるかのようにブレンドされる。当初、彼らはブランディングにフォーカスしていたが、それだけでは充分ではなかった。より高みを求めたのだ。
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「デザイナーズ・ノートブック」について教えていただけますか?
「デザイナーズ・ノートブック」は、日々のイマジネーションを携帯するために作ったノートで、その創造のたまものを素敵に持ち運んでくれるというものです。各表紙は、様々なアーティストやデザイナーに、「Happy Together, Live the Love(共に楽しく、愛を生きる)」というコンセプトの下で絵を描いてもらいました。愛あるところに自由があるから、愛と自由があれば何かが生み出されるのです。
2007年、自分達が表紙を手がけたノートをクライアントの1人にプレゼントしてみたんです。その結果、このノートがイラストやデザイン製品として商品化するチャンスだと感じました。
私たちは、まず最初にこのプロジェクトのサステナビリティについて考えました。イラストレーターが作品を思う存分表現させる場所の提供ということから切り離し、ビジネスの観点から製品の継続性について考えたのです。また、同じコンセプトの下、17人の作家が手掛けるというアイディアも気に入りました。ノートは絵画などよりは手に取ってもらいやすいですからね。作者の中には、ブエノスアイレスで最近注目を集めている気鋭アーティストが何名もいます。多くの人々に知ってもらって、地元のデザインシーンに触れてもらえたらと思っているんです。私たちの目的は殻を破ることなのです。
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反応はいかがですか?
素敵なノートなので使いたくないみたいですね!日常品がアートであり、そこに愛情が沸いて来るというのは非常に貴重なことです。私たちは『つまらないものを印刷するために木を伐採していない』と日々言っているんです。人々にとってノートが宝物になってくれると思っています。
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今までの仕事で良かったと思うことは何ですか?
「トリマルキ・デザインフェスティバル」への参加はその一つです。このフェスティバルは、ラテンアメリカでは最も重要なイベントで、私たちは2007年に「デザイナーズ・ノートブック」を紹介しここからスタートしたのです。人々からの反応は非常に嬉しいものでした。その後、セミナーやカンファレンスに招待され、今年は「ペチャクチャナイトVol.12」に出演しました。また、アルゼンチンで開催のデザインイベント「Puro Diseño」にも参加し、とても良かったです。そこでは、ビニール製おもちゃとシルクスクリーンプリントを出展しました。
次のプロジェクトを教えてください。
プロジェクトの一つは、以前よりも大きめな、異なる手法による「オーサー・ノートブック」の限定シリーズを手がけています。また、このノートをラテンアメリカの他の国に輸出したいと考えています。
私たちの夢は、全ての作家を巻き込んで、大きなインスタレーション作品へと具現化していくことです。私たち二人揃って夢追い人なのです。やりたいことをやっていけば、自分のやっていることへの愛を知ることができると思っています。そうすれば、世界は全ての人にとって、より良い場所へと変わっていくことができると思うのです。
Monoblock
www.monoblock.tv
Text: Gisella Lifchitz
Translation: Kazunari Hongo