ヨハン・グラフナー

PEOPLEText: Victor Moreno

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この夏のファッションフェア以降、ブランドや出品者がセールスの上昇を報告し、いろいろなことが昨年経験したよりもはるかに明るい見解に辿り着いているようですが、どのフェアや都市が現在、最も面白いと思いますか?

チーポに関しては、ベルリンのブレッド・アンド・バター、そしてコペンハーゲンのターミナル2にフォーカスしています。ブレッド・アンド・バターがバルセロナで開催の時は、非常に良いセールスでした。出品者からの一般的な印象は2008年には急激な転落が来て人々を驚かせましたが、2009年の現在は売り上げは始めから低いと皆が予想することです。私の両方の会社は安値や普通の価格と、金額に見合う高い価値を強調しているので、不況時に実際にいいポジションにいますが、プレミアムブランドは本当に苦しんでいます。

最近、インターネットがはるかに強力になってきていて、新しい世代は実際に私たちがテレビに費やしたよりさらに多くの時間をネットに費やしています。このことや、さらなるオンラインショッピングへの注目についてどの様に考えますか?

市場でのこのシフトは約10年前に小規模に始まっていて、すべての小売業者が本当にそれを感じれるところまできています。そして、この現実にある中で彼らがどのように自身を位置づけるか、その戦略を決定することを強いられています。Eコマースは私たちが死ぬまでそのマーケット・シェアを拡大させるでしょうし、若者はもう雑誌を買うことさえしないし、彼らの情報入手はウェブで完全に満たされていると思ってます。

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“スウェーデンらしさ”は異なるセグメントで、ある種のスウェーデン製品やスウェーデン企画を成功させる処方箋となります。あなたの考えでは、それはどのように機能しますか?

イケアとH&Mの成功の結果として、スウェーデンは自負心を増しましたが、大規模な低価格チェーン店全てがそうであるように、これら会社は、デザインの点から言うと、本当に信頼できるものではないでしょう。 それは既存のヒットアイテムをコピーするという彼らの戦略の1つなのです。音楽輸出業者としてのスウェーデンの大成功は、スウェーデンの他の分野のクリエーターにスケールを大きく考える自負心を与えました。スウェーデンは小さい市場ゆえに、有能なクリエーターや企業家は始めから国際的な成功を心に決めます。まだ、ファッションビジネスが非常に厳しく、3年間以上生き残れるブランドは、全てのブランドの5%のみです。おそらく一般の人々が夢を実現するためにフリーで働く用意ができている限りは、おそらくそうなるのでしょう。

北欧やスウェーデンの会社の偉業はなんらかの助けになると思いますか?

“スウェーデンブランド”はファッションと音楽に非常に強く、私のブランドのチーポとTシャツ・ストアは引き続きその利益を得ます。もしあなたがスウェーデンの成功しているブランドだとしたら、外国のバイヤーは「承認マーク」をあなたに与えるでしょうね。バイヤーは、ブランドが今風の製品と金額に見合った価値を思いつき、公正な営利原則に従いふるまうことを期待します。そしてよい評価からたくさんのことを得ます。私は、国がそれぞれの企業風土を持っていると思っていて、ある国の企業風土から悪い評判を得てしまったら、再びその特定の国でビジネスをするのに非常にがっかりするでしょうね。

ストックホルムでの生活で何が好きですか?

自然と近いことと群島が好きです。ストックホルムは、かなりダイナミックで創造的な都市で、私はここに住むことから得る影響を大切にしています。活動的なすばらしくより明るい夏の数カ月から、とても退屈な冬の間まで。現在は暗い数カ月に近づいていて、それは本当に人々のエネルギーを消耗します。私は世界の都市数カ所に住んだことがあり、各所はそれぞれの良いところと悪いところがあり、人は適合する傾向があるなと思います。

普段リラックスする時は、どのようなことを楽しんでいますか?

私は友人のヤコブのサマーハウスで余暇をとったり、ストックホルムの公園でスケートボードをするのが好きです。新しい音楽をチェックしに行ったり、バルコニーでビールをのんだりね。時々バーやクラブに行くこともありますが、同じルーチンをすることに退屈しているので、楽しいプライベートパーティーがある場合にだけ、パーティーへ参加します。家に一人でいるなら、ギターを弾いたり、読書したり、たいした事はないと思います。

今年の夏おすすめのギグやバンド、フェスティバルなどいくつか教えて下さい。

それは面白いね。というのも、今年の夏は多くのすばらしいものを逃してしまったことにうんざりしてたからね。ニール・ヤングとピクシーズという2組の大好きなアーティストがプレイしたミニフェスティバルがあったけど、ちょうどその日に中東での出張から帰って来たばかりで、体調悪くて行けなかった。たまに、ロスキレ・フェスティバルに行きますが、今年の夏はベルリンにいかなくてはならなくて行けなかった。あと、2週間後にスウェーデン人の狂った帽子屋のボブ・フントに会いに行く予定。また、デンマークのアーティスト「Balstyrko」を見るのを楽しみにしています。

Text: Victor Moreno
Translation: Yuya Masumoto

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