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キャリー・チャウ

PEOPLEText: Justin Tsui

香港の有名なイラストレーターの一人、キャリー・チャウ。彼女はそのかわいらしいアートワークによって、「幸福」と「愛」というポジティブなメッセージを発信している。独創的なキャラクターと新製品とともに、彼女の名前はどんどん世界中に広まっている。素晴らしいことに、大成功を収めた前回の展覧会「インディゴ・チャイルド」が昨年末に香港で開かれた。コーズウェイベイの中心部に現れた巨大な立体彫刻とともに、見事夢の世界を作り出してみせた。昨年のクリスマスを祝う人々からは大きな人気を呼んだはすだ。次回作が待たれる中、キャリーは自身とその展覧会について語ってくれた。

キャリー・チャウ

ご自身について、また、これまでの経歴について教えて下さい。

キャリー・チャウです。香港理工大学とイギリスのケント美術大学でデザインを学びました。2003年には小さい頃からの夢であった画家となり、2004年には初の個展となる「ブラインド・フライ」を行いました。

私自身の制作と平行して、フェンディやグーグル、リーバイス、メディア・エイジア、ナイキ、サムスンなどといったブランドとのコラボレーションも行ってきました。2007年には、素晴らしい作品を人々に発表するための「ウン・イン・コレクション・ギャラリー」をセントラルにオープンしました。

キャリー・チャウ
Indigo Child Exhibition at Times Square, Causeway Bay, 2008 © Carrie Chau

ご自身のウェブサイト上で、あなたは自分の前世は他の惑星からやってきた宇宙人だとおっしゃっています。前回の展覧会「インディゴ・チャイルド」もまた、宇宙人に関連したものでした。ご自身と宇宙人はどのようにして結びついたのですか?

私は自分を宇宙人だと思っています。私は人とあまりコミュニケーションをうまくとれない時があるし、頭の中にはいくつかとても変わった考えがあるのです。

前回の展覧会「インンディゴ・チャイルド」では、この宇宙人と関連するちょっとしたストーリーを通して、人々に自分達を愛すること、また、他人を愛し、私達の地球を愛するということを心に留めてほしいと思いました。

キャリー・チャウ
Indigo Child Exhibition at Times Square, Causeway Bay, 2008 © Carrie Chau

コーズウェイベイのタイムズスクエアで行われた前回の展覧会「インディゴ・チャイルド」について伺います。この展覧会のコンセプトを教えていただけますか?

「インディゴ・チャイルド」はニューエイジ運動の考えによるものです。このアイディアからのインスピレーションによって、宇宙人が新しい考えや価値観を持ったチップを70年代後半に生まれた赤ん坊たちに埋め込んだ、という新しいストーリーを思いつくことができました。この赤ん坊たちは人と地球を愛するために成長していき、最終的に世界を救うことを目標としています。成長した彼らは人間とは異なった容姿をしていて、彼らの周りには上品なインディゴブルーのオーラが漂っているので、彼らは私の展覧会のメインテーマである「インディゴ・チャイルド」と呼ばれているのです。

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