「ライカ」アーティスト展

HAPPENINGText: delilah.loves.you

ゲイリー・ローグはいくつかの素晴らしい金属作品を展示していました。タイトルは「UNTITLED」。そこで立ち止まってちょっと考えてみた。アーティストが作品にタイトルを付けるということは、難しいことなのか?つまり、作品がつくられるまでの時間、どのくらい作品と過ごしていたのか?そして、ひとつのアイディアに辿り着くまでに、どのくらいのアイディアを費やして、結果「UNTITLED」というタイトルとして知られる作品がこの世に生まれることになったのか。私なりにタイトルを考えてみた。「風と草きりがま」「摩天楼草きりがま」「空きりがま」?さて、あなたは?

Laika
Stef Choi “Crater Lake”

ステフ・チョウイの「上へ、そして越えよ」。LEDが積まれた2つ美しい木製の作品は、まさに私が求めていたもの。もう自分を押さえることができないほどです。「火口湖」は大好きなモノの一つなので、この作品にとても惹かれました。雲の乗ることは私の夢で、本当にあったら乗ってみたい。空想的で美しい夢の乗り物。ありがとう、チョウイ。

Laika
Edward Juan

エドワード・ファンは4つのセットからなる数点の素晴らしい木の作品を展示していました。それらは、ヨーロッパ(特に北欧とオランダ)をイメージさせるインスタレーション。静かなバランスがとても印象的でした。

Laika
Mike Wellins “Untitled”

そして「タイトルがない」作品がもう一つ。マイク・ウェリンズのこの作品は、楽しく、想像力に富んでいました。それは、学校でのジオラマ制作の日々を思い出させました。もっと興味あるヴァージョンとして、そんなにジオラマっぽくもなく。光と影の代用としてのブルー(海)とグリーン(芝)の使用は、創造的であるだけでなく、このVooDoo虫採りジャングルの中で真に迫っていました。

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