デザインコンペのフロンティア

HAPPENINGText: YOSH

どうやったらコンペを探すの?と思った方には、デザインポータルサイト「DEXIGNER」が便利です。そこからいくつか注目のコンペをピックアップしてみました。

まずヨーロッパ発の「PICNIC green challenge」は、500,000ユーロ(約8000万円)という賞金が魅力的!
今年の応募は既に締め切りとなっていますが、 9月にはアムステルダムで受賞者が発表されます。

デザインコンペのフロンティア

続いてはアメリカから、ランドスケープデザインに関するコミュニティサイト「Re:VISION」が注目です。彼らが進めている「Visionary Thinkerのためのコンペティション」には、新しい価値観を支援する画期的なデザインが沢山集まっています。著名な建築家やデザイナーの他、社会起業家であり グリーンズも尊敬するビジョナリーポール・ホーケンや、ホールフーズ代表のアンソニー・ギルモア氏など、知る人ぞ知る審査員が何より魅力的ですね。

デザインコンペのフロンティア

もっと参加しやすいコンペで言うと、ソーシャルデザインの参加型コミュニティ「Design21」があります。こちらではミレニアム開発目標を広めるための映像作品や災害時に活用されるシェルターのデザインなど、ソーシャルなテーマのコンペを随時開催。オンラインでのディスカッションも盛んに行われ、新しいコンペのあり方としても注目です。

コンペにはプラクティカルな解決策が沢山集まりますし、もちろん即効性や実現可能性は重要ですが、現在の技術では実現が困難な提案とはいえ一線を越えたビジョンがあることも、同時にコンペの本質ではないでしょうか。ぶっ飛んだ提案からバックキャストすることで、創発的な気づきが連鎖的に生まれてくる。2、3年後には難しいかもしれないけど、10年後なら案外できるんじゃない?というロングタームな視点を、つくる側はもちろん見る側も、心しておくべきでしょう。
世界を変えるためにデザインは何ができるのか、新しいデザインコンペにそのヒントがありそうです。

Text: YOSH

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