シンガポール・デザイン・フェスティバル 2007

HAPPENING

街がバットマンとロビンの標識にのっとられてしまったようだ。シンガポールでの初のビエンナーレの一年後、二回目のシンガポール・デザイン・フェスティバルが行なわれた。イベント会場は国旗に基づき島を代表する色、鮮やかな赤と白の二色の標識で彩られた。

シンガポール・デザイン・フェスティバル 2007


「Always a Better Way」をテーマに掲げ、デザインの価値とローカルデザインの実態を見せるべく、 幅広いラインを並べる今回のフェスティバル。ローカルデザイナーの素晴らしい努力を評価すべく表彰もあり、ローカルとインターナショナルデザイナーによるトークショー、街のガイドツアー、展覧会、ジャムセッションとワークショップといったイベントとアクティビティーがあった。

プレジデント賞は、ヴィジュアル、ファッション、プロダクト、インダストリアルデザイン、建築、そしてアーバンデザインと素晴らしいローカルデザイナーと7つの異なる分野のデザイナーへのものさしを作るための最高の承認と言えるだろう。今年のデザイナー・オブ・ザ・イヤーの勝者は、ナイキやノキア、MTV、ディーゼル、タイガービールといった国際的な面々と契約を交わしたローカルデザインチーム、ファンク・ステューディオであった。

シンガポール・デザイン・フェスティバル 2007

地球温暖化と気候の変化の面においては、持続可能性の遂行というデザインの役目が注目されたいた。ニューヨークを拠点としたステファン・サグマイスター、ローカルデザイナーのWOHAMOSキネティックウッズアンドウッズといった30人のインターナショナル、そしてローカルデザイナーがアッターラビッシュによって集められた。新聞からゴミ袋、ダンボールのような、再利用とリサイクルされたアイテムがインスタレーションアート作品や、彼らの言葉を借りると「無駄なアイディアのコレクション」を形づくっていた。展覧会、フォーラム、ワークショップ、そしてコンセプトストアを通してみると、リサイクルはもはやヒップであり、アンダーグラウンドカルチャーと深く繋がっているようだ。

シンガポール・デザイン・フェスティバル 2007

持続可能性の最前線とより良いデザインの価値において、「ArchiFest」は構築環境と建築のデザインの素晴らしさに注目した。人々が孤立して考えられないことを示し、マリナ南部で提案された、囲まれた領土とともに市庁舎と最高裁判所の改造のためのローカルデザイナーをフィーチャーした新しい美術館のコンペティションを通してスイスとブラジルの建築を紹介した。

今年は本当にシンガポールのデザイン文化にとって良い一年となったと思う。今年のデザインフェスティバルはさらにバラエティに富んだ、クオリティの高い、国際的な影響を受けたものであった。クリエイティブ業界を評価する取り組みは2008年度のシンガポールビエンナーレの期待に向けてゆっくりとだが確実にこの国で足場を固めていっているようだ。

シンガポール・デザイン・フェスティバル 2007
会期:2007年11月28日〜12月8日
会場:シンガポール

Text and Photos: Fann ZJ
Translation: Junko Isogawa

【ボランティア/プロボノ募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
コントワー・デ・コトニエ公式通販サイト | 2016 SUMMER SALE
スティーブ・ベイカー
MoMA STORE