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デザイン・フィルム・フェスティバル・シンガポール 2016

HAPPENINGText: Alicia Tan

デザイン、アート、カルチャーのための、シンガポールの独創的な映画祭が、丘の上に隠れた講堂で控えめに始まってから久しい。今回6年目を迎えた「デザイン・フィルム・フェスティバル」は、2015年の9,800人強を大きく上回る、11,600人という動員数を記録した。

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© A Design Film Festival

また、象徴的なキャピトル・シアターで週末のオープニングを迎えるのも2年目で、大理石の待合室を地元の人気アイスクリームショップ「クリーマー」やコーヒーショップ「パパ・パルヘタ」のポップアップショップが飾った。

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© A Design Film Festival

映画祭は、9月3日から11日の2週間にかけて開催され、今年は130以上の応募作品の中から厳選され最終選考に残った、アジアで5作品、東南アジアで2作品、そしてシンガポールで1作品の計8作品のプレミア上映を行った。

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Yohji Yamamoto “Dressmaker” © A Design Film Festival

映画は、シンガポールや世界の今のデザイン精神をいかにうまく反映しているかに基づいて選ばれ、ファッションデザインからファインアート、ビジュアル系サブカルチャーをテーマとした作品までも網羅していた。今年の選出作品は、適切で時宜を得ていて、何よりも楽しく、インスピレーションを与えるものであった。

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