DOTMOV 2006 レポート

HAPPENING

未知なる才能を持ったクリエイター発掘と作品紹介の機会の創出を目的に、2003年の初開催以来、毎年11月に行われているSHIFT主催のデジタル・フィルム・フェスティバル「DOTMOV」。世界中から実験的な映像作品を募集し、SHIFT及びゲスト審査員により選出された優秀作品を上映、期間中には関連イベントも多数開催!という年に1度の映像フェスティバルが、2006年も新しい展開を見せた。同時上映会場となったのは、札幌SOSOせんだいメディアテーク、大阪digmeout。SOSOでは例年通り、関連オーディオ&ビジュアルイベントと共に最も活気づくイベント月を迎えた。


今年7月に開始した一般作品公募には、世界27カ国から267作品の応募があった。デジタル技術の進歩と普及によってクリエイターの表現がますます豊かに実現しやすくなっていることは他のどの分野にも言われていることだが、DOTMOVに集まる映像作品の質も例外なく、年々向上していることは明らかだ。時間軸を映像コラージュした「New Me」(Aleksandra Domanovic)、独特のキャラクターで次元を示唆する「2D Slave」に、前景、背景、フレーミング、クロッピング、視覚の選択を追求した「Taichi ‘In’」(Jacky Lochinghang)、生命の基礎アミノ酸の組み替え遊び「Aminoassets」(Zeitguised)、絵画的な新しいアニメーション「Giocattoli Futuristi」(Claudio Casteili)、解体された有機物の美を見る「Futures」(Robert Seidei)など、しかし技術の進歩だけには頼らない、独創的なアイディアの突出した作品が光る。

過去のDOTMOVにてトークショーなども行っている、デジタル映像・デザイン界の第一線で活躍するゲスト審査員(デザイナーズ・リパブリックモーション・セオリーヨシ・ソデオカ/C505大橋二郎(SAL magazine) シュガー・キューブフォーク)により上記タイトルを含む優秀24作品を選出。その他1分間のスローモーション実験映像作品集「SLOMO VIDEO」や、クリエイティブプロダクションWOWによる「Motion Texture DVD」、韓国ソウルの「New Media Festival in Seoul」との交換プログラム、札幌発現代アートのフロントライン展「FIX・MIX・MAX!」の特別プログラムが特別上映され、またSOSOとせんだいメディアテークではインタラクティブ作品「Code」も展示された。優秀24作品に至っては、会場だけではなくウェブ上でも公開されている。

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