コノノ・ナンバーワン

PEOPLE


蒸し暑かった月曜の夜、コンゴのテクノバンド「コノノ・ナンバーワン」が、ニューヨークの「SOB’s」に帰ってきた。その前日、彼らはセントラルパークで無料コンサートを開いた。2回の予定が1回になったからだ。私たちは午後8時開始に合わせ、少し前に会場にいたが、予定の変更したイベントのため、1時間半待たなければならなかった。かまわず私たちは、モヒートを飲み、南アフリカ料理を楽しんだ。ブラジル産パステイ(オランダ語:パイ)はかかせない。ホット・ビーフ・ペストリーが激辛のディッピングソースと共に出された。

バンドがステージに到着する頃には、混み具合もいい感じになり、みんなのテンションも上がっていた。コノノは彼らの故郷、コンゴの伝統的な音楽を手作りの金属製親指ピアノにエレキギターのようにアンプにつないで演奏した。

そのアイデアは、彼らが活動拠点でもあるザイールの首都、キンシャサの騒音の多い通りで、自分たちの音を増幅させるために初めて使ったもの。資金不足から、バンドの創立メンバーはガラクタ置き場で見つけた部品から仮のシステムをハンドメイドした。質の悪いその電気機器は、楽器とボーカルの音をゆがめ、結果的にリズムとノイズのすばらしいミックスをもたらした。

彼らは2時間、ノンストップで演奏した。彼らのエネルギーはこっちまで伝わってくる。みな踊らずにいられなかった。全身真っ赤なトラックスーツ身をつつんだメンバーの一人はパフォーマンス中すっかり舞い上がって、ずっと笑っていた。目をつぶるとあの光景、トランスのようなビートが頭の中で繰り返される。2005年の彼らの魅力がつまったCD「Congotronics」、この心躍るコンゴ音楽を体感できるはず。

Konono No. 1 at SOB’s

日時:2006年7月24日
会場:SOB’s
住所:204 Varick Street at 7th Avenue, New York, NY
http://www.crammed.be/konono/

Text: Aya Karpinska from techneKai
Photos: Carlos J. Gomez de Llarena from Med44
Translation: Miwako Nakazawa

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