不思議の国のアリス

HAPPENING


概念的、領空的に、このエキシビジョンは右ホールの「GIRLS」と左ホールの「RABBITS」の2つに分類されている。

控えめな体操選手達のシリーズ「GIRLS」では、舞踏術によって可能な全姿勢を写真で表現し、少しのエロチックな感情も感じさせないものだった。モデルを使った構成上のアイディアと作品がそのような形で実現され、それらイメージは、私達の心の中にあるティーンエイジャーの女の子に関するイメージとは全く別のものだった。単調なリズムがオリンピック国の威厳と冷静さを感じさせた。全てが完璧で、エキシビジョンのこのパートは、ロボットやその種の生き物を発明した人達に対する興味と共通するものがあったように思う。

アーティストの操作の対象であるラビット達が、マイクロフォン、洗濯機、アイロン台など、人間の日常生活の中に配置されている。通常のラビットの生活と人間の生活との入れ替えは、その背後にある辛らつな傾向を表現している。最も面白かったものは、フル圧力スーツを着た宇宙ラビット。パフォーマンスを通して、非日常的な感覚を与えている。全作品には注釈が付いていて、コメントでは、なぜラビットがこの実際彼等には関係のないコンテクストの中に組み込まれているのかについて説明。それによって、それら「実験動物」達が彼らの精神を広げているのだということが分かる。

エキシビジョンでは、ドラムンベースのサウンドに合わせて踊り狂っているラビット達のビデオも発表された。

コミュニティーはどこにあるのか?春、3月、ラビット、そしてルイス・キャロル。

追伸:「不思議の国のアリス」の、美しくサイケデリックな解釈の扉を開けたいと望んでいる人には、ゲーム「AMERICAN McGEE’S ALICE」を試してみることを強くお勧めする。

Text: Sergey Safonoff from Neomega
Translation: Mayumi Kaneko

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