越後妻有アートトリエンナーレ 2024

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霜鳥健二「『記憶―記録』足滝の人々」Photo: Kanemoto Rintaro

第9回目となる大地の芸術祭、越後妻有アートトリエンナーレ 2024が、7月13日から11月10日にかけて開催される。参加アーティストは新旧あわせ41の国と地域から275組。

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平成の大合併を契機に、2000年に始まった「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。過疎高齢化、若年労働力の都市への流出、農業の縮小による地域力の減退、コミュニティ崩壊といった課題に、有史以来美術がもっていた、自然の中で自然とともに生きる技術、場を発見する力、人と場、人と人をつなぐ力を活かし、地域の可能性をひらいていこうという奮闘は四半世紀におよび、この夏、いよいよ第9回を迎える。

今年の芸術祭は、個々の五感を通した作品展開、芸術祭の精神的支柱となってきた磯辺行久の全貌展示、最深部・秋山郷でのプロジェクトの始動、地域住民と、在日外国人労働者、難民、障がい者、アーティスト、サポーター等、地域・世代・ジャンルを超えた人々が共につくりあげる「大地の運動会」など、大地の芸術祭が育んできた思想をさらに深化させた取り組みとなる。

越後妻有アートトリエンナーレ 2024
会期:2024年7月13日(土)~11月10日(日)
開催時間:10:00~17:00(10・11月は16:00まで)
※各作品によって公開日・公開時間が異なる場合あり
※全期間を通じて、火水定休(一部作品施設は通常営業)
開催地:越後妻有地域(新潟県十日町市、津南町)760㎢
https://www.echigo-tsumari.jp

Text: Editor

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