モノブロック
PEOPLEText: Gisella Lifchitz
反応はいかがですか?
素敵なノートなので使いたくないみたいですね!日常品がアートであり、そこに愛情が沸いて来るというのは非常に貴重なことです。私たちは『つまらないものを印刷するために木を伐採していない』と日々言っているんです。人々にとってノートが宝物になってくれると思っています。
今までの仕事で良かったと思うことは何ですか?
「トリマルキ・デザインフェスティバル」への参加はその一つです。このフェスティバルは、ラテンアメリカでは最も重要なイベントで、私たちは2007年に「デザイナーズ・ノートブック」を紹介しここからスタートしたのです。人々からの反応は非常に嬉しいものでした。その後、セミナーやカンファレンスに招待され、今年は「ペチャクチャナイトVol.12」に出演しました。また、アルゼンチンで開催のデザインイベント「Puro Diseño」にも参加し、とても良かったです。そこでは、ビニール製おもちゃとシルクスクリーンプリントを出展しました。
次のプロジェクトを教えてください。
プロジェクトの一つは、以前よりも大きめな、異なる手法による「オーサー・ノートブック」の限定シリーズを手がけています。また、このノートをラテンアメリカの他の国に輸出したいと考えています。
私たちの夢は、全ての作家を巻き込んで、大きなインスタレーション作品へと具現化していくことです。私たち二人揃って夢追い人なのです。やりたいことをやっていけば、自分のやっていることへの愛を知ることができると思っています。そうすれば、世界は全ての人にとって、より良い場所へと変わっていくことができると思うのです。
Text: Gisella Lifchitz
Translation: Kazunari Hongo
