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OFFFフェスティバル 2008

HAPPENINGText: Eduard Prats Molner

クレイグ・スワンアドビの代わりにステージに現れた。このフェステバルのメインスポンサーが「フラッシュの現在と未来」を話すはずになっていたのに変だ。この状況は、僕のちょうど後ろに立っていたシルバーライトと何の関係もないことを望む。

OFFF 2008
プレゼンテーション中のクレイグ・スワン

クレイグ・スワンは人間とコンピューターの相互作用について話した。昨今の多くのコンピューターがマイクやカメラを搭載していること触れつつ、コンピューターは聞いたり見たりできることについて意見を述べた。クレイグの作品は、マウスやキーボードなどの「自然ではない」装置から離れ、機械と相互作用するオルタナティブな方法にフォーカス。彼はまた同様に、数台のハードウエア装置をハックし、フラッシュアプリケーションと連携させた。

OFFF 2008
エージェンス・セブンによる「SHAI」 キャンペーン

「SHAI」というファッションレーベルのポルノキャンペーンの背後にいるのは、フランスの広告とコミュニケーション・エージェンシーでフルシックス・グループエージェンス・セブンだ。「Don’t be SHAI(はずかしがらないで)」というスローガンのもと、上できの物議を醸すキャンペーンをやってのけた。それは、男と女、男と男、女と女という可能な限りの組み合わせ全てで表現した「とても美しい」なポルノフィルムセットをベースに展開した。

OFFF 2008
モーションパネルでのミニべガス(左)とGmunk(右)

2時間のモーションパネルは、ミニべガスワンサイズGmunkのモーション作品をブーラボのルーカス・エリオットが紹介。特に面白いのは、声による「ライブ」とビデオが影響しあう、ミニべガスのS4/Cライブアクションだ。結末には本当にビックリ。見る価値ありだ!

OFFF 2008
Group94によるマグナム写真

Group94はベルギーのゲントに位置する小さなウェブカンパニーだ。国際的なクライアントリストや評価された作品を多く持つ彼らは、クライアントが利用できる洗練されたフラッシュCMSでも知られる。プレゼンテーションの間、「Nokia nonstop living 」や「EA Crysis is upon us」といったプロジェクトの背後にある作品や見事なできのウェブ作品を見ることができた。グループ94の作品は、ずば抜けているし、プレゼンテーションも今年のベストだった。

OFFF 2008
OFFFフェスティバル2008クレジットシーン

ロブ・チウクリス・フューイットベン・ルーカス・ボイゼンは、OFFFリスボン2008のオープニングクレジットを発表した。ディレクターのチウとフューイットはベンと共にディボイド・オブ・イエスタデイという集団を結成。ベンは、彼らのフィルム作品用にデザインしサウンドトラックをプロデュースしている。それぞれ、ヨークシャー、ロンドン、ベルリンに拠点をおきリモートに活躍、いくつかのプロジェクトでは一緒にコラボレートしている。物語も素晴らしく、アニメーション、イラストレーションや音楽も注目だ。エイフェックス・ツインズっぽい感じの見た目や音楽にちょっとげんなりするものもあり、発表の最中に時々聴こえるもの凄く大きな音には参ったと言わざるを得ない。

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