ジョニー・クレイグ:無題
THINGSText: Aron Morel, Jonnie Craig
最後にあった写真ラッシュから何年経ったか両手で数えられるくらいだが、ついにロンドンの新生若手写真家ジョニー・クレイグがその停滞していた年月に新鮮な空気を送り込んできた。
写真の状況について、これまで何もなかったとは言わないまでも、危険を冒すことながなかった、大人しかったというのが過去の印象だ。それも新世代の登場がそのほこりを払うまでのこと。ライアン・ マッギンレーやティム・バーバーのように頭角を現してきたのだ。その長い失われた時にピリオドを打つべく写真のリバイバルが始まった。
殆どの仲間より10年程も若いジョニー・クレイグは、他の巨匠達に混じり、20才の若さですでに登場し、彼自身の位置を確立している。ライアン・マッギンレーとギャビン・ワトソンの目に留り、すぐに彼はリーバイス、ディーゼル、ノキア、ソニーなどの広告写真を手がけるようになった。その彼は現在、ヴァイスマガジン・ロンドンの写真家である。
初の本となる「Jonnie Craig: Untitled (ジョニー・クレイグ:無題)」がモレル・ブックスから出版されたばかりのジョニー・クレイグが、今回シフトにその新刊から解説つきで写真を紹介する。
以下ジョニー・クレイグによる写真の解説
Nick Green
2007年夏に撮影したこの写真は、1969年夏撮影と言ったほうがずっといい。車が自分達の側を通り過ぎるたびに、車が止まって警察を呼ばないように、隠れなければならなかった。
Country lanes running
同じく2007年夏撮影のこの写真は、僕の友人がケント州の田舎の真ん中を走っている写真。そこへよく行ってはいろんなことしてる。
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