クラウディオ・ロンコーリ
PEOPLEText: Gisella Lifchitz
これが、夢が住む場所。ロンコーリのアートの一つ一つの作品とその内側。クラウディオはささやいた。『僕のアートはロマンチックで、たとえば意味のない一夜限りの関係ではなく、手作りのディナーとキャンドルに花付きのデートのようなもの。』
では、あなたをインスパイアするものは?
ほぼ全てのものです。一般に言えば、メディア。新聞、テレビ、雑誌、ドキュメンタリー、古いコマーシャル、新しいコマーシャル、消費社会。メディアは常に僕たちを馬鹿にして、巧みに操作しようとしています。それは50年台のことでしたが、今もそうなんです。
なぜ作品では女性が主なのですか?
主婦の姿を評価することが、僕のしようとしていることです。女性は男性よりもずっと上を行きます。男性は女性が怖いのです。おとしめられるのが怖いので、追いやるのです。
ロンコリーは、かつて15年間広告エイジェンシーで働いていたため、広告に詳しい。今や広告される側となり、ストリートのあちこちで見かける。日々人気を増すクラウディオ。彼の作品はフレンドリーでパワフル。彼がクライマックスに届こうとしていて、世界はそれに気づいている。
今年もスケジュールはびっしりでしょうね。今後の予定について教えてください。
この金曜日にアメリカ、サンフランシスコの415ギャラリーでオープニングがあります。4月にはボリビア、サンタクルス・デラシエラのキョスコ・コンテンポラリーアートギャラリーで展示をします。それからブエノスアイレスではArteBAに参加し、6月にはスイス、バーセルのスコープ・フェアに行きます。それからマイアミで展示をして、そのあと、ペルーのリマです。
ではあなたの仲間達である「スター」について教えてください。
今の多くのアーティストが、自身を触れられてはいけないようなスターと思っています。スターのように振る舞い、熱狂的な要望に答える。ものすごいエゴ。というコンセプトでからかうのが好きなのです。個人的に、アイコンとしてのスターはとても好きで、スターは自然に純粋に人間を案内できると思っています。
そしてこれが彼がドア越しに手を振りながら言った最後の言葉『スターにあなたの案内をさせましょう。』
以降、私は家への道を見つけるため、毎晩一番星を探す。
Text: Gisella Lifchitz
Translation: Yurie Hatano
Photos: Courtesy of the artist © Claudio Roncoli
