NIKE 公式オンラインストア

バーニング・マン 2007

HAPPENINGText: David Fogel

このイベントの中には確かにイベント自体の初期のビジョンを失ってしまったと主張する人もいるが、都市計画、地域開発や文化創造を学び、経験した私からすれば、このバーニング・マンの遍歴は素晴らしいものだ。

Burning Man 2007

都市文化の最も美しいことのうちの一つは、そのダイナミズムであり、生きている有機体がそれを人々の広大な数で創作したようにそのコミュニティの活力やニーズ、欲望を通じて変化していくのを知ることにある。

Burning Man 2007

ここでバーニング・マンと火について述べなければいけない。 火とプラヤは、京都と寺院のように、夜に遊歩道を散歩すれば10フィートごとにプラヤを見つけるだろう

Burning Man 2007

毎年、バーニング・マンにはテーマがある。今年のテーマは「環境」だったのでそれに見合った「グリーンマン」というタイトルになった。このテーマに合わせてソーラー・パワーや湿地冷却システム、風力を使ったインスタレーションが多く見られた。(上の写真「Cubatron」は私のお気に入りの作品だ。) このイベントを組織しているバーニング・マンLLCは フェスティバルの最後に木のリサイクル場を用意し、 約600トンの炭素とソーラー・パネルをゲルラハ・ネバダの学校と近郊の町に寄贈した。

ソーラー・パネルは一時間に120キロワットものエネルギーを生産し、年間46,000ドルもの光熱費を節約している。来年のテーマは「アメリカン・ドリーム。」そして 主催者はイベント参加者に国と文化への愛情そしてポストモダニズムのアメリカ社会が世界に何を提供できるか考慮するように頼んでいる。

この文を終わらせるにあたり、慎ましやかな努力でできた文と写真ではあるが、バーニング・マンというイベントは必ず経験を豊かにするということを強く主張したい。 このイベントはSHIFT読者のためにあるようなものだ。

BURNING MAN 2007
会期:2007年8月27日(月)〜9月3日(月)
会場:Black Rock City in the Nevada desert, USA
https://www.burningman.com

Text: David Fogel
Translation: Naoko Wowsugi
Photos: Marc Merlin

【ボランティア募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
MoMA STORE