第3回 ゴー・ガガ

HAPPENINGText: Emanuelis Ryklys

今回、オーディオビジュアル・イベント、ゴー・ガガのオーガナイザーであるパーティザナイのDJと、RUT RUTコレクティブはリトアニアの港町クライペダで催されたドイツ・カルチャー・デイズの公式プログラムとしてそれを開催する機会を得た。

そのイベントは船舶の修理庫で開かれた。本当に驚くべき場所である。新旧の船、クレーンがあり、そして水に囲まれているのだ。そこには、旧市街とそこを隔てる古く小さな橋を渡れば入ることができる。

このイベントは今日のドイツの音楽家、映像家との強い結びつきがある。メトペ(ミハエル・シュバネン)はユニークな楽曲を披露したが、彼はこのゴー・ガガで一番待ちこがれられた出演者である。彼はケルン出身(現在はベルリン在住)の電子音楽に精通した作曲家であり、そのライブは非常に調和した音が鳴り、実験的でメランコリックなものが満ちている。メトペ名義での作品は、ドイツで最も知られている先鋭的なエレクトロニカ・ミュージックのレーベルの一つであるコンパクトに所属する、エリアル・アンド・センダー・レーベルズからリリースされている。彼のアルバム「カボル」はエレクトロニカ・ミュージックを探し求めている人なら誰もが耳にしていることだろう。

ジラフェントーストのVJヤンス・ルークはドイツの現代映像文化を物語る一人である。ジラフェン・トーストは四人のメンバーから成り、ウェブ・デザイン、映像作品、ビデオ・クリップといったような様々な類の視覚的表現を行っている。その表現は非常に専門的で、豊かで幅の広い表現から成る。VJヤンス・ルークは非常に刺激的なVJを披露した。ステージに彼を迎えたことは本当に素晴らしいことだった。

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