ROJO® 4周年記念パーティ

HAPPENINGText: Patricia Gauna

ツキモノが演奏している間、RUGAマガジンの映像がスクリーンに映し出された。それは缶詰、戦争、都会の幽霊など、とても刺激的な映像であった。

いよいよスウェーデンのコンデュオ・オーケストラの演奏が始まった。ドイツのボリス・ホペックがビジュアルの演出をし、ルドビルデン&パイロッテンとツキモノが演奏をした。全く正反対の演奏スタイルを持つ2組であるが、お互いがお互いを引き立て、最高の演奏になった。

3つの演奏の中に組み込まれた物語は、おそらく胎盤、誕生、自己認識、破裂、混沌、分裂、など創造的なもので、人々はこの生命行動を何回も繰り返し、そしてそれはまた、幸せになるための一番のエネルギーであるということを彼らは伝えようとしたのではないだろうか。

ルドビルデン&パイロッテンのクリストファーは言った。『私の音楽がどういう考えで成り立っているかって、それを説明するのは難しいかもしれないわ。私は、頭にあるイメージと心に浮かんだ気持ちで音楽を作っているの。』同じことが、ROJOの創造にも言える。「RUGA」と「TACHAN」の元となったのは、人々の会話を編集したものだ。ある人には赤を、ほかの人には緑を… ROJOが作り上げた様々なもののつながりが、想像と音楽の新しい空間を私たちに与えてくれたのだ。ROJOは今や大家族、彼らはデジタルな想像の世界と、エレクトロニック音楽を手がける、すごい魂、エネルギーを持っているのだ!!

Rojo® 4th Aniversary Party
日時:2005年6月15日(水)20:00〜00:30
会場:Sala Apolo
住所:113 Nou de la Rambla, 08004 Barcelona
入場料:5 Euro
https://www.revista-rojo.com

Text: Patricia Gauna
Translation: Yu Murooka
Photos: Facundo Tasorda

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