それがアリが言うように、流行の傾向だけでなく、さらに『ファッションに身を包んだ社会学的な問題である』と感じられるのが素晴らしい。また、サブカルチャー的なグループのメンバーが慎重に選ばれているので、彼等は本当にそのシーンにかかわっていて、ただ流行に合わせて従っているわけではない。彼らは自ら、積極的にそれらのサブカルチャーに関係したがっている。しかしながらアリは、一つに融合しているという事実をあまり意識していない「グループ」を好いている。『そのグループの他人のポラロイドを彼らに示すと彼らは時に『なぜ私の写真を撮りたいの、既に持っているでしょう？』という…特にお年寄りの場合は愛らしい」。

国際的に成功した展覧会と、売れ続けるイグザクティテューズの本。将来、このユニークなプロジェクトはどうなることだろう? 彼らは更にこの夏、子供の画像を「メガサイズ」に拡大して夜のビルに映し出す、アーネム・ファッション・フェスティバルを行う。そのうえ４月、最終的に新しいイグザクティテューズをニューコンシューマーに展示するフランス展示会がある。イグザクティテューズはその後いかに？「神」をテーマにした10個の新しいシリーズが展示される。ご覧あれ。

イグザクティテューズは、４月にフランスのフェスティヴァル・ド・ヘイレスで展覧会を行う予定。

Exactitudes Book
著者：Ari Versluis & Ellie Uyttenbroek
仕様：240 pages, 9.8 x 1.1 x 12.68 inches
翻訳：Gerard Forde, London
ISBN：90-6450-455-5
出版社：010 Publishers, Rotterdam
https://www.exactitudes.com