エレイン・リー
ちょっとしたロモ人気がここ、香港でも最近起こっている。切り取られたページのように本屋に写真が飾られ、「ミディアムレア」のような服屋に置かれ、ダブルパークさえにも出現した。
エレイン・リーという女性がいる。写真を撮ること、友達とのおしゃべり、熱いコーヒーを飲みながらケーキを食べることが大好きな26才のデザイナーの彼女が、ロモを香港の人々に認識させた影の力である。そんな彼女に話を聞いた。
スナップショットを撮りはじめてどのぐらいになりますか?
2年前からですが、はじめはロモではありませんでした。普通のオートマティックカメラで撮りはじめたのが最初です。
スナップショットを撮りはじめたのはいつからですか?
何年か前の友達の誕生日パーティーの時だと思います。オートマティックカメラで撮っていた当初は、フラッシュが写真をウソっぽくしているような気がしていました。フラッシュを使うと、本当の雰囲気を乱てしまう、というか。私は自然そのままの姿が好きなのです。自然はつまりオリジナルだと思っているので、その自然さを捕らえることのできるロモを使うようになりました。予想もしなかったイメージが時々撮れるのが楽しいです。
ロモを知ったきっかけはなんですか?
香港アートセンターから、「香港ノイズ」という自分の話、自分の領域、自分の知り合い、という3つのトピックスがあるロモの写真コンテストについてのメールを頂いたのがきっかけです。このコンテストに参加したことで、ロモのディレクターのダミアンと、ロモ・アジア代表のカーソルなどと知り合うことができました。
ロモの好きなところはどこですか?
一年ほど前にリラックス・マガジンでロモについての記事を読みました。そこで見たロモの色、形、写真のフィーリングと見た目に興味を覚えました。最初のロモはオンラインで買ったんですよ。
ロモと他のカメラとの違いは何だと思いますか?
ロモは完璧にマニュアルコントロールカメラではないので、撮る側が瞬間をつかむことができるのが大きな違いだと思います。
あなたのニックネームはどうやってつけられたのですか?
“ロモスター”ですか?たぶん、ロモの香港プロモーションが上手く行くようにダミアンとカーソルが付けたのだと思います。それと、ロモ愛好者にもメッセージを送る手助けをするためだと思います。
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