ペーター・ヤンソン

PEOPLEText: Victor Moreno

スウェーデンファッションはパリ、ロンドン、ニューヨークやミラノでのコレクションではあまり目立たないが、実は世界中のファッション通の間ではかなりの販売実績がある。さらにデニムブランドだけに注目するならば多くの選択肢が市場には存在するが、スウェーデンのブランドはデザインと価格のバランスを保っているという点で多くの消費者に受け入れられている。ファッションデニムデザイナーのペーター・ヤンソンは、充分にそのこと認識している。ロンドンのセントラル・セント・マーチンズで教育を受けた彼は、最近「BeWider」を立ち上げた。デニムだけのモノプロダクトブランドは、90年代のレイブやポスト・アシッドからインスピレーションを得ている。ヤンソンはスカンジナビアでとても有名なファッションデザイナー、イベントプロデューサーであり、チープマンデイウィークディでの仕事で世界的に認められ、彼らのメンズウェアデザイナーとして10年間活躍した。

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Photo: Victor Moreno

セントラル・セント・マーチンズでの経験には、どのような影響がありましたか。

在学中はたくさんのことを学びました。基本を最初から知る必要がある学校で、とても自由です。講師は学生が独立して制作できるようにしてくれるので、自分のブランドを立ち上げる準備にもなります。だからCSM出身の人が立ち上げたブランドが多いのだと思います。学生同士でも競い合って、自分のアイデアやコンセプトをどうプレゼンするか、また自分のデザインを信じることを学ぶのです。自分を信じるというのは、デザイナーにとって最も大切なことかもしれません。また、あの当時ロンドンに住むというのもとてもエキサイティングでした。2000年から2003年の間で、ロンドンのナイトライフはクラビングが盛り上がっていて、アートシーンも素晴らしい時でした。あちこちで才能ある人に出会い、街にはいろんな文化があふれていました。ロンドンは世界で一番おもしろい街だと言えるでしょう。

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© BeWider

アアルト大学のファッションデザインプログラムディレクターと話したことがあるのですが、彼はセントラル・セント・マーチンズをブートキャンプだと定義していました。そう思いますか?

はい。とても大変で、毎週たくさんの課題が出ます。もしそれができなければ、あそこにはいられません。

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© BeWider

2005年にチープマンデイで働き始めましたね。これはどのように発展していきましたか。

フリーランスのデザイナーとして初めて、彼らのコミュニケーション用にアートインスタレーションも作りました。ブランドと社名が同じで、とても前衛的なストリートファッションブランドでストアではロンドンの「Kokon To Zai」同様に売れていました。そして2008年に世界中で成功していたチープマンデイのメンズファッションデザイナーになりました。たくさんの機会、デザイン、旅行、世界中でチープマンデイでつながっている人々に出会うという、私にとってはとてもおもしろい時期でした。

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