SHIFT 2012 カレンダー
2012年SHIFTカレンダー、12のビジュアル作品が決定!10月20日より販売開始。
フレッシュなクリエイター発掘を目的に、SHIFTの企画で2003年より毎年行われている「SHIFTカレンダーコンペティション」。9回目を迎えた今年の応募総数は、世界30カ国から1,279作品が集まった。そして、今年もその数多くの応募作品の中から12作品をセレクトし、2012年の1年間の月日を刻むカレンダーとなって10月20日よりオンラインと世界各地のセレクトショップで販売開始予定。
どんな風に開花していくのか楽しみな、若手クリエイターによるビジュアル12作品収録のカレンダーをお楽しみください。
創意くんと工夫ちゃん
伊波英里(日本)
私は東京に住んでいます。グラフィックやビデオをつくり、VJをします。「D本D」という作品集を販売しています。
作品解説:この作品は「創意くんと工夫ちゃん」という題名です。
Not Alphabets / B
吉本武臣(日本)
グラフィックデザイナー。1982年、北海道生まれ。東京都在住。
作品解説:認識される事を拒むアルファベットです。
宮田実来(日本)
1990年生まれ。広島県出身。多摩美術大学 グラフィックデザイン学科在学。見る人のこころに、さらりと溶け込むような絵を描こうと日々制作活動中。
作品解説:うつろな気分の日に、空をじっと見上げていると穏やかな感動がたくさんあります。この作品は、その感動を描きとめたラクガキのうちのひとつです。
Snap series-Rocket Boy / Acrylic on canvas / 515×728mm / 2011
高木真希人(日本)
1986年生まれ、静岡県出身のアーティスト、イラストレーター。多摩美術大学卒業。学生時代から、キャラクターを捉えたスナップ写真を描いた絵画を発表している。また、表現グループ「オル太」のメンバーとしても活動中。
作品解説:田舎の祖父母の家に遊びにいく道中、車窓から見た光景です。彼は多分、ヒッチハイクをしていたんだと思います。
大島智子(日本)
神奈川県在住。書類サイズにおさまる退屈な女の子たちを絵にかいて、Tumblrにアップしている。
作品解説:いつのまにか消えちゃってる女の子。のっぺりとした、解像度の低い、じわじわと壊れていく、気がついたら0バイトの画像のような女の子。
岩水亜沙子(日本)
1980年福岡県生まれ。幼い頃から、アートとファッションに興味をも持ち、ファッションブランドでのアシスタント経験を経て、イベントコスチュームデザイン、ニットデザインを手がけるようになる。 2008年よりアート活動を本格的に始動。幅広い視野でアーティスト活動を行っている。
作品解説:たくさんの顔や形が集まりひとつの作品となる私の作品。生まれてから、たくさんの感情と、たくさんの表情で、過ごしてきた。つらいことも、悲しいことも、嬉しいことも、楽しいことも。人生って楽しすぎる。毎日幸せすぎる。いろんな人がいて、いろんな事があふれている。それって最高のことじゃない?世の中のいろんなことが私の絵の世界に感染して、どんどん増殖中。ちょっと笑えて、元気が出るわたしの作品。
北条卓磨(日本)
1986年生まれ。栃木県出身。東京在住グラフィックデザイナー。
2007年日本工学院 グラフィックデザイン科卒業。
2008年より本格的にグラフィックデザインの活動を始める。
作品解説:頭の中で文字が形成されていく様子。
宇佐美葉子(日本)
笑ったり怒ったり泣いたり、考え込んでいたりなんにも考えていなかったり、踊ったり体操したり着飾ってみたり、そんなかわいくていとおしい人間たちを描いています。
作品解説:おどる、はしゃぐ、真夏のビキニたち。誘って、誘われて、一緒に夏を楽しみましょう。
フランツィスカ・ヴィルジリ(ドイツ)
1988年ドイツ生まれ。3年間を広告代理店で過ごし、2011年9月にデュッセンブルグでコミュニケーション・デザインを学び始めました。写真やイラストレーション、建築そして素晴らしい物をデザインして人々の顔に笑顔をもたらすことが大好きです。
作品解説:「クニガンデはおいしいご飯を食べて、非常に満足した。良い食事は彼女を幸せにする。」というイラストレーションで、小さな情熱を見つけてそれを十分にあなたらしく楽しめば、人生がより愛おしくなるでしょう、というメッセージを伝えています。
角田正之(日本)
1984年新潟県生まれ。長岡造形大学で視覚デザインを専攻。卒業後、東京でグラフィックデザイナーとして活動する傍ら、絵を製作。
作品解説:描きたいと思った頭の中のイメージを日々落とし込んでるもののひとつです。むずかしく考えたり、考えなかったり、楽しく描いています。
サッド・ナチャー(フランス)
眼鏡をかけた髭の生えた顔で、パリの音楽制作番組でグラフィックデザイナーとして働いています。僕は子供の頃は漫画を読んで育ち、今も変わりません。僕は音楽や写真、ビデオゲームなど様々な物から影響を受けますが、本業はドローイングです。これはまた昔からの情熱でもあります。
作品解説:この作品は5つのシリーズものです。選ばれたこの作品は「デジャ・ヴ」にインスピレーションを得て、頭と肩の二つの体のパーツと、できる限り少ない付属品(ヘルメットと黒煙)を纏い、不思議な世界観を表しました。
ドリフ・ルー(マレーシア)
様々な領域で働くデザイナー。アートが好きで、インディーズ音楽が大好き。キネティック・シンガポールやワイデン&ケネディ上海などの企業といくつかの音楽関係の仕事ができたたことは素晴らしい経験でした。作品はいつも純粋な興味にシンプルなメッセージの少しのユーモアで出来ています。2011年始めに、故郷のクアラルンプールに戻り、デザインスタジオ「LIE」を設立。
作品解説:ピンク・フロイドの「ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン」からインスピレーションを受けて創りました。テーマは、「人間の世界は終わった、うさぎの世界へようこそ」です。
SHIFT 2012 CALENDAR
発売:2011年10月20日
価格:1,260円(税込)
仕様:All Color / 28 p / 210 x 297mm
企画・制作・販売:SHIFT FACTORY
印刷:株式会社正文舎
取り扱い店:SHIFT FACTORY、他
販売店も募集中です。お問い合わせは、 staff@shift.jp.org まで。