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ヴィクトリア・ゼントナー

PEOPLEText: Gisella Lifchitz

ヴィクトリア・ゼントナー、通称「Vicze」はアーティストだが、とりわけ我が道をいくアントレプレナーでもある。日曜日うたた寝しそうになった時、雑誌のページで彼女を発見した。彼女の美しい自宅の記事を読み、色彩や形状、鮮やかで真に迫る絵にすぐさま惹きつけられた。
その後、グーグルでより多くの彼女のアートワークを見てみた。そして、ついに彼女に会い、彼女がソウルを持ってそれを表現する方法を知っているということ、その秘密に迫ることができた。

ヴィクトリア・ゼントナー

あなたのキャリアはどのようにスタートしたのですか?

当時私は家業をよく手伝っていました。父はカーペットやカーテンを、最終的には壁紙を販売していて、13年間父と共に働きました。学校を卒業し、ボザール様式を勉強すると同時に働き始めたんです。だけど両立はできず、その後、インテリアデザインを勉強し、空いた時間に現場で働きました。

幼少の頃から、独学のスタイルでずっと絵を描いてきました。それから父や祖父のために数々のパターンを作ったりもしました。

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2〜3年前から、ある人達が私の仕事を見て、いくつかのプリントの依頼を受けるようになりました。作り方については全く分からなかったけど、コンピューターのレッスンを受け取り組んでみることにしたんです。
それと同時に、自宅のとなりにワークショップとして利用できる家を借り、他の人達と共同で数々の展示会やフェアを始めたんです。

数年前、家業は辞めることにして、ネットを通じてシルクスクリーンを学び始め、それから初めてプリントを制作しました。全てにおいて著しく成長した時期です。ストリートで4、5箇所ほどの壁画を描き、幾つかプレス機を導入するようになりました。それからすぐに自身のブランド「ティエンダ・ラ・プラヤ」の製品を販売し始めました。

それから、メトロポリタン・デザイン・センターや女性デーというイベントで壁画制作の依頼を受けました。あらゆることが速く過ぎていく毎日を送ってます。

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