プリマベーラ・サウンド 2010
Atlas Sound
土曜日は、人々は昨晩の二日酔いから徐々に回復しつつ、アトラスサウンドと共にディアハンターのフロントマンのソロをピッチフォークからスタート。ショーは非常に、ムードがあり繊細なものとなった。続いて登場したのが、幻覚的なレゲェファンクの英国人女傑のスリッツだ。
Grizzly Bear
レイバン・ステージは、ニューヨーカー、グリズリィー・ベアのエレガントなサウンドで満員となり、バンドはポップフォークと幻覚的なサウンドで、フェスティバルの中でも最高の演奏を披露。近い将来、いつも変わらぬクラシックを提供してくれるバンドとなること間違いない。
NO AGE
プリマベーラ・サウンドの若手出演者で、アンビエント・ノイズやティーンエイジ・ファストパンクを楽しませてくれたノーエイジは、数年前の初ステージから毎年参加。聴衆も彼らのライブでクラウドサーフを毎回楽しみにしているようだ。いつもながら素晴らしいステージだった。
Dum Dum Girls
ガールズバンド、ダム・ダム・ガールズは、美しくダークなスタイルで登場し、音楽と女性らしさの両方でファンタスティックなショーで聴衆を魅了した。
Florence + The Machine
魅了すると言うことでは、サンミゲール・ステージでスコットランドのプリンセス、フローレンス・メアリー・レオンティン・ウェルチ・フローレンス+マシーンが登場。ある聴衆はこのバンドだけを見るために、このステージに張り付いていたようだ。
Pet Shop Boys
ライブツアー「パンデモニウムツアー」の途中でバルセロナに立ち寄ったペット・ショップ・ボーイズ。彼らのライブで、聴衆はダンスに夢中。さながらパーティータイムの様子となり、プリマベーラの最後の夜を飾った。
今年の素晴らしかったプリマベーラ・サウンドにサヨナラするために、ヴァイス・ステージのアールマイティー・ディフェンダーズのいるパーティ会場へと歩を進めた。(そのバンドは、キング・カーン&バーベーキュー・ショウ とブラック・リップスにより結成された。)同じヴァイス・ステージで見た今年最後のショーは、カリフォルニア・ヘルスのパワフルなノイズサウンドだった。
今年のフェスティバルは本当にスリルがあってクタクタになるほど楽しめた。プリマベーラ・サウンドの10周年はとても嬉しく、我々に素晴らしい時間を与えてくれたことを非常に感謝したい。では、プリマベーラ・クラブでお会いしましょう!
San Miguel Primavera Sound 2010
会期:2010年5月27日〜29日
会場:パルク・デル・フォルム
https://www.primaverasound.com
Text: Julio Cesar Palacio
Translation: Kazunari Hongo
Photos: Julio Cesar Palacio