ユニフォームズ・フォー・ザ・デディケイティド
PEOPLEText: Victor Moreno
あなたにとって、どの北欧ブランドがおもしろいですか?その理由は?
ユニークなアプローチをするブランドで、アクネ、ヘンリック・ヴィブスコブ、アワーレガシー。
あとリテーラーとしてのトレビアン・ショップはしっかりしたアイデンティティを確立しているので、とても面白いです。
1020 Trickery Lane, Collection for SS2010
ユニフォームズの商品は世界中で扱われていますが、どこのマーケットに一番興味がありますか?
今の時点ではスウェーデン、ノルウェー、イギリス、イタリア、日本にフォーカスしているけど、いくつか他にも興味のあるマーケットはあり、少しずつ進めているところです。強力なウェブベースのリテールソリューションが言及されるべきで、とてもグローバルでインタラクティブなマーケットです。
日本ではどこで扱ってますか?
スウィディッシュライフスタイルという日本のディストリビューションを通して扱っていて、東京だと、ヌビアンやイヌイメゾンなどの店舗で販売されています。
ユニフォームズの音楽活動について簡単に教えてください。
ユニフォームズ・プロダクションのデュオは僕の仲間のジョナスとニルズにより結成。普段、彼らは曲をプロデュースして面白そうな歌手やバンドとコラボレーションしています。そして4月末にスウェーデン人歌手、アディアム・ダイモットを迎えて新曲をリリースしました。レセプションで反応をみるのが本当に楽しみです。
1020 Trickery Lane, Collection for SS2010
普段、どんなジャンルのものに影響を受けますか?
全てのものですね。僕たちの音楽はエレクトロニック寄りだけどインスピレーションはとても幅広いです。これまで関わってきたアーティストには、Stuffa、Nils Krogh、Wester & Wedrén、The Touch、Ram Di damなどがいます。他に興味のあるアーティストは、Adrian Lux、Style of Eye、Paul Kalkbrenner、Familjen、Hot Chip、LCDSS、 Metronomy、Dan Lissvik、Fever Ray、James Yuill、 Siriusmo、The Subliminal Kid & Van Rivers, Miike Snow、Jonathan Johansson、Bogdan Irkuk、Marcus Enochsson、Tiger Stripes, Rollerboys、Punks Jump Up、La Fleur、Dj Nibc、JayAre、Sven Väth、John Dahlbäck、Fakebeat、Krazyfiesta、Hall & Oates、Minimal Compact、Frida Hyvönen…。まだまだ言い切れないくらい、この質問に応えるには数日かかりそうです。
イラストやアート作品も集団の強みですね。
そう、先にも言ったとおり、何らかの方法で全てが結びつくようにしていいます。新しいコンセプトはブレインストームと素早いスケッチをすることから始まって、それがイラストになりコレクションの中で使ったり、インスタレーションや他のアートプロジェクトの足がかりにもなります。
これまでにギャラリーでアート作品を展示したことはありますか?
アートプロジェクトはユニフォームズの中ではまだ初期のステージにあって、少なくとも骨組みの段階です。僕たちはファッションショーをしながらパリ、ニューヨーク、ミラノ、東京などをまわったけれど、ストックホルムのクリーラップ・ギャラリーとレストランリッシュでしか今のところ展示はしていません。今年の進展で大きな変化があると思いますよ。
Text: Victor Moreno
Translation: Saori Hashiguchi