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ワード・オブ・アート

PEOPLEText: Bertina Appel

『芸術家として自身の目的は至ってシンプル。それは人々をインスパイアすること。』
– リッキー・リー・ゴードン(ワード・オブ・アートのクリエイティブな活動家)

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ワード・オブ・アートは、ユニークな独自のコンセプトをケープタウンを拠点に実行すべく、ヨハネスブルグから迎えられた2人の南アフリカ共和国の友人によって設立された。様式化された芸術展覧会に関する考えを打ち壊そうと、ワード・オブ・アートはギャラリーの外、そして、ストリートへと芸術を運び出すと同時にインスパイアし、世の中へ新しいクリエイティブな可能性を見出すことを目指している。その目的は、世の中へ芸術を溶け込ませ全ての人々にとって芸術を格式ばった形式を気にせずアクセスしやすいものにすることで、それにより、皆がインタラクティブになり、新しいアーティストやクリエイティブな人が表現しなければならないことを楽しむことができるようになるのだ。

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ワード・オブ・アートについて紹介してください。

私とパートナーが別々の道を進むことになったので、会社としてのワード・オブ・アートはなくなりました。ワード・オブ・アートはアイディアそのものでもあるので、私はやり残したことを継続していきたいと思っています。すばらい新チームと共に新しい名前でね。

ワード・オブ・アートのアイディアは伝統的なエージェンシーとして枠組みされることのない、芸術家、プロジェクト、展示会、イベント、マーケティング戦略、そしてクリエイティブキャンペーンのためのプラットホームを作ることでした。私は自身がすること全てにおいて芸術性、想像性、および創造性に対する強いフォーカスを持ちたいと思っています。ピーターパンを信じていて、皆彼らが成長するにつれて飛ぶ方法を忘れるという彼の理論も信じているのです。

皆がクリエイティブであり芸術家であると信じています。なので、クリエイティブで芸術的なプロジェクトを通して、私は心を奮い立たせ影響する経験を提供し、その結果として我々のクライアントやオーディエンスに彼らは既に飛ぶ方法を知っていることを思い出させてくれるのです。

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これまでにない方法で南アフリカの才能を起用する背景にある考えは何ですか?

理解と機会をそれに見合った芸術家に作るということです。私が18歳のとき、既に活躍している芸術家が適正な評価を得る手助けをするグラフィティ・アートプロジェクトを立ち上げました。また、彼らのやりたい仕事を彼らにさせるためのプロジェクトも始めました。私自身、アーティストで、芸術家マネージメントをしたくなかったので、数年間そのプロジェクトを手掛けました。以前のパートナーと私が話していて気付いたのは、様々な媒体や才能を紹介したり、自分が新しいプロジェクトを企画する自由を与えてくれるエージェンシーを作る可能性についてです。アーティスト達は既に我々の友人であったため、ふさわしい人物を見つけるのは難しいことではありませんでした。常に私たちがやったことは、必要とされたからということを信じていたし、アーティストもそれに値し、南アフリカの舞台裏ではプロジェクトを進める人や才能を売り込むことが必要とされていたのです。

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