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ミミポン

ミズ・ミミとミスター・ポンのクリエイティブワールド。

ミミポン - mimipongミミポン - mimipong
© Mimipong, Photo: Mackie Tan

ミズ・ミミとミスター・ポンは「ミミポン(MIMIPONG)」として活躍するデザインデュオ。彼らの最新プロジェクトの「地球上で一番寂しいところ」(The Saddest Place on Earth) には、私達が共に力を合わせ、悲しみを乗り越えたいと思うクリエイティブなアーティスト、ライター、ミュージシャンが集結!展覧会を行っているデュオに話を伺った。


まず、この人形のアイデアはどこからきているのですか?

不幸の際に頼りにする寄りどころのような、心地よいものとしてのぬいぐるみが持つ基本的な機能を拡げたい、というシンプルな思いから始まりました。


ミミポン「地球上で一番寂しいところ」

© Mimipong


人形を制作するというところから、どのようにして多くのアーティストやミュージシャンが参加するような展覧会を開催するまでに至ったのですか?

ある意味、それは自然な成り行きでそうなりました。それぞれの人形に付けたタグに悲しみにまつわる話をそれぞれつけています。それぞれにその人だけが持つユニークなちょっとした話があって、涙でいっぱいになった部屋を想像してました。それが今回の展覧会「地球上で一番寂しいところ」という名前やアイデアが生まれた基本となりました。一度その考えに固定してからは、自分たちがとても尊敬し、よい話を聞かせてくれそうなクリエイティブな人々のリストを作り始めました。すごく個人的な方法でそれらの作品に私達が共鳴できることがとても重要でした。

ブックス・アクチュアリー(素敵な本屋さんで展覧会の会場でもある)のカレンとケニーが、彼らのお気に入りのシンガポール人ライターをキュレーション協力してくれて、展覧会の半分くらいを占める人を集めてくれました。そして私達は尊敬する映像作家やとてもよく聴く歌のミュージシャンにEメールを送りました。実のところヨーコ・オノにもアプローチしたくらいです。


ミミポン「地球上で一番寂しいところ」
© Mimipong, Photo: Mackie Tan


結構長めのリストですね。作品コレクションの中でお気に入りをいくつか紹介して下さい。

ミミ:レスリー・ロウのは何度でも読んでしまいます。 ローラ・マーリングの生意気そうなのや、イェンス・レクマンの心打つ声明も大好きです。21作のエントリーしかないので、全てがお気に入りになってしまうくらいです。

ポン:アスピディストラフライのエイプリル・リーやエラリー・ニャムによる作品はとても心温まり僕の琴線に触れました。特にこのホリデーシーズンには尚更ですね。ミミと同様に、ローラ・マーリングのは僕も大好きです。ローラがなぜこのクリスマスという日にベッドシーツをもらうのがそんなに悲しいのか、考えさえてくれる作品です。


ミミポン「地球上で一番寂しいところ」ミミポン「地球上で一番寂しいところ」
ミミポン「地球上で一番寂しいところ」ミミポン「地球上で一番寂しいところ」

© Mimipong


「不況が次第に世界的な広がりをみせている」とよく聞きますが、展覧会に関し皆がそう言うことに対してどう思いますか?

私達がもっと気にかけているのは、鳥インフルエンザが次第に世界的な広がりを見せていること!(笑)でも本当に、ケアベアやスキットルズやセサミストリートと共に育ってきている私達にとって、将来の展望が後ろ向きなのはつらいことですね。だから私達は悲しみを和らげる何かを作った。というのも、時々悲しみに暮れるのもいいと思うから。涙の形をした人形が、悲しみが支配し深く悲しんでいる誰かの水路と成りえると思っています。人形と展覧会が共に悲しみを克服した証となるでしょう。


ミミポン「地球上で一番寂しいところ」
Photo: Dovevader (Francis Tan)


そうですね!では最後にミミポンとは誰で何なのでしょうか?

ミミポンは、アートディレクターとグラフィックデザイナーのミズ・ミミとミスター・ポンから成り、(多くの意見のぶつけ合いはあるけど)私達は共に皆と楽しめる大好きなモノを作り分かち合っています。


今日はどうもありがとうございました!

ミミポンの「悲しみ抱っこ」人形はキッドロボットで取り扱っています。


Mimipong Exhibition - The Saddest Place on Earth
会期:2008年12月12日〜2009年1月12日
会場:BooksActually
住所:5 Ann Siang Road, Singapore


Text: Vicente Gutierrez
Translation: Mariko Takei

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