「地球上で一番寂しいところ」マカオ展
10月1日、マカオのセナド広場の通りでは、国慶節(建国記念日)と中秋節を同時に祝う人々で溢れていた。観光客や愛国心溢れる住民をよそに、ピント・ムジカではベン・ヘン31の3階にあるCDショップがホストになり、ティーパーティーが開かれ、「地球上で一番寂しいところ」マカオ展のオープニングを祝った。
左上から時計回りに、Bubi Au Yeung、Danny Yeo、Sonia Lao、Gigi Lee
展覧会は、ピント・ムジカ、ミミポンと、マカオ、香港、シンガポールからの25名の異なるプロフェッショナルとのコラボで催された。参加者には香港のインディー歌手の ディジェイ・パンケーキス、有名なおもちゃデザイナーのトリーソン、ビニールフィギュアの ブビ・アウ・イェン、シンガポールの映画ディレクターのダニー・イェオ、イラストレーターのタイ・ソックァンなど幅広いバックグラウンドを持った人々が選ばれた。国内では、マカオのファインアーティスト、ビアンカ・レイ、マカオ・ノホホンのトラベルガイドのライターのミサ・カワタ、ドリームポップバンド、イベードのソニア・ラオ、などをピント・ムジカが独自に招待した。
参加者は、英語の原文を中国語に翻訳した人形のタグに悲しみについて独自の解釈を書いている。その内容は、都市インフラにおける商業化の危機から、心の傷や守られない約束に触れた個人的なものなど幅広い。
チェチェ カフェというバーのオーナーでもある幼稚園園長のペドロは、痛い過去のある街をリストアップした。
建築家ライアン・リョンによる「都市インフラにおける商業化の危機」
第2弾となった「地球上で一番寂しいところ」のインスタレーションで初めて紹介されたのは、写真展で、シンガポールからピント・ムジカへのはがき郵便によりそのあり方を見出すというもの。「シンガポールからこんにちは」と題したその展示では、写真家のジョアンネ・リムやジョージ・リーが手のひらサイズの人形をシンガポールの至るところを背景に撮影した作品がポストカードに使用される。幼少期やノスタルジアをテーマに結びつけるために、中国人ジャーナリスト・カプリコーンの短散文をポストカードの裏面に書き入れることで、イメージは再解釈された。
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