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スーパー・ネイチャー

関わり合う瞬間を創造する。

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いつまでも飽きないモノ。そのひとつに「自然」という言葉が必ず存在すると思う。「自然×自然」「人×感情」私達にとってかけがいのない大切なコト、モノ。それを形に表し、クリエイティブなモノにするのは簡単な様で、意外と難しい。しかし上海を拠点に活動しているスーパー・ネイチャーは、その難しいテーマを綺麗に、そしてコンセプトからぶれる事無く私達に見せつけてくれるデザインチームだ。2009年最初のSHIFTカバーデザインを手掛けてくれた彼らの作品に触れつつ、「あなた×スーパー・ネイチャー」の関わりを見つけて欲しい。


スーパー・ネイチャーの紹介をお願いします。

スーパー・ネイチャーは上海を拠点に活動しているデザインカンパニーです。インタラクティブデザイン、ビジュアルコミュニケーションを手がけたり、新しいメディアテクノロジーを発展させたりしています。良いデザインが私達の日常に良いインスピレーションを与え、関わり合う瞬間を創造することを信じています。


スーパーネイチャー
Nike Humanrace


スーパー・ネイチャーが設立された背景を教えて下さい。

2005年に開催した上海での展覧会で、私達(ビリー、リン、ヨー)3人が気付いたことは、早いペースで経済が進んでいく中国には、そのギャップを埋めていけるような、優良で一風変わったインタラクティブな会社が必要だということでした。上海を拠点にしているビリーと2年間共同作業をした後に、ニュージーランドにいた私達は上海へ引っ越ししてスーパー・ネイチャーを立ち上げることにしました。スーパー・ネイチャーの主な目標は、良いインタラクティブデザインを通じてその素敵な体験を人々に伝えていくことです。


現在進行中の手がけている活動やプロジェクト、スーパー・ネイチャーのコンセプトを教えていただけますか?

現在は新しいカタチのインタラクティブな作品を手がけています。また、クリエイティブなアイデアを模索するのに楽しみながらリサーチを行い、日々プロジェクトに取り組んでいます。スーパーネイチャーの理念は、新しいインタラクティブ技術を活かし、ユニークでシンプル、かつ、忘れられないような体験を観客に作り出すことです。人や感情や思い出が「関り合う瞬間」にいつもフォーカスして作品作りを行っています。


スーパーネイチャー
Green Architecture


会社名もそうですが「自然」がテーマとなっている作品が多いですね。そこに着目した理由をお聞かせください。

私達は長年ニュージーランドで過ごしてきました。また、自然から多くのことを学んできています。自然から自然に影響された素晴らしいアイデアがたくさん存在します。自然の成長、光の変化、色の豊かさなど、これら美しい自然の形が、異なる観点からデザインや人生を捉えていくということを私達に教えてくれました。


スーパーネイチャー
Rabbit Wonderland


そういった「自然」がテーマの作品が多い中「ラビット・ワンダーランド」では、デジタルな世界を見せてくれていますね。この作品だけ特殊だなと思うのですが、なぜこのような作品になったのでしょうか?また「ラビット・ワンダーランド」を出展した「上海アルス・フェスティバル2008」の内容も教えていただけますか?

「ラビット・ワンダーランド」は、視覚的言語学習のリサーチをベースにしています。それは、ユーザーが視覚的アイコンやシンボル(ラビット)を利用してコミュニケーションをはかったり、遊んだりすることを可能にします。「ラビット・ワンダーランド」の象徴的シンボルは、フレンドリーでラッキーなウサギです。それは、伝統的に中国人の間では、平和や吉兆を表現するものとして好まれているのです。屋外にLEDを使用したインタラクティブなオブジェを作成し、イベント期間中に上海の街並に暖かさや笑い、色彩を与えることを意図しました。「Urbanized Landscape」(都市化する景観)と題された「上海アルス・フェスティバル2008」は2010年上海万博の「より良い都市、より良い生活」と連携し、科学とテクノロジーや芸術性あるクリエイティビティを介して国際的に活躍する芸術団体との協力のもと、皆がイベント期間中にこの新しい都市化する景観に参加し楽しんでいます。


スーパーネイチャー
Nature Experience


街で見つけた草花などを撮影し、自然界の色合いに注目している「ナチュラリー・ブログ」について教えてください。

どの自然にもユニークな部分があり、それぞれが持つストーリーを語っていると考えます。街中で簡単に見つかるような一般的なものでさえも、その自然の形をよく見て理解すれば、自分たちが思っているほど一般的なものではなく、もっとユニークで学ぶべき特徴を携えているのではないかと思っています。自然を発見するのが大好きです。自然は私達の日常にあり、インスピレーションを与えてくれたり、ただその美しさを少しでも感じさせてくれたりします。同様に、ナチュラリー・ブログが人にインスピレーションを与えることができたらと思っています。


スーパーネイチャー
E Rere Te Awa


ニュージーランドにある、リサーチ会社「ハイパーシーシス・ビジュアル・ラボ」と共同で行っているプロジェクトについて教えてください。

ハイパーシーシス・ビジュアル・ラボは2000年にリン、デビー、ヨーにより設立しました。現在は上海を拠点にしていますが、ニュージーランドにいるデビーと今でもコラボレートし、アイデア交換を行っています。私達はちょうど「E Rere Te Awa」という、ニュージーランドのウォンガヌイに住む魚や鳥の生活に注目したウォンガヌイ地域美術館での非営利プロジェクトを手がけたところです。教育に役立つ非営利プロジェクトにもっと関っていけたらと思っています。


スーパーネイチャー
Iceberg 2025


作品制作の際、なにからインスピレーションを得ますか?また、制作をする時に心掛けていることはありますか?

ほとんどインスピレーションは自然からです!音楽や旅からもアイデアをたくさんもらいます。制作するときは、どう育むか、また、どう新しく快適な体験を日常生活にもたらすかを考えています。


上海のオススメスポットを教えて下さい。

ギャラリーは、M50(莫干山路50号)。クラブは、「シェルター」(永福路5号、復興西路近く)。レストランは、ロストヘブン(高郵路38号)です。


休日はどのように過ごしていますか?

地元の食と文化を楽しんでいます。あとリラックスして過ごします!


今月のシフトカバーデザインの制作にあたって、イメージしたこと、コンセプトを教えてください。

トポロジーを利用して私達の考える「S-h-i-f-t」を遊びの感覚を取り入れて表現してみました。デザイン自体が、私達のアイデアが相互に作用し交流することに問いを投げかけています。そこに生まれるインタラクションは純粋に、このバーチャルの「地理上の」トポロジーにおいて変換されます。


スーパーネイチャー
Living in the Cocoon


今後のプロジェクトは決まっていますか?

2009年3月にマレーシアで開催されるクアラルンプール・デザインウィーク・カンファレンスにスピーカーとして招待されているので楽しみにしています。いろんなデザイナーと出会い、アイデアをシェアしたり、友達を作ったりできるので素晴らしいですよね。その他は、「スーパー・ネイチャー・ラボ」を立ち上げる準備をしています。このラボがアーティスト、デザイナー、科学技術者が交流し非営利プロジェクトや教育でコラボレートできるプラットフォームとなるでしょう。


最後に読者へメッセージをお願いします。

できるだけたくさん自然を愛し、できるだけ多くの友人を愛し、いつもそうしているように人生を謳歌して下さい。


SUPER NATURE
Address: E-306, No.1147 Kangding Road, Shanghai 200042
Tel: +86 21 6218 3688
http://www.supernaturedesign.com


Text: Kazumi Oiwa
Translation: Mariko Takei

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