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アレハンドロ・パリージ

PEOPLEText: Gisella Lifchitz

『ペインティングは解放経路』とアレハンドロ・パリージはスマートな笑顔でこう断言する。

沢山の絵描きがそうであるように、彼も幼い頃に絵を描き始め、また非常に優れていた。その後沢山の経験をするが、全て飽きてしまった。21歳になったときに彼はロバート・ボスコのアトリエでペインティングのレッスンを受けた。この時、彼は絵描きになる事こそが彼の幸せであると気付き、後にそれを実現させることとなった。

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『僕は色を大雑把にすることが自身を表現するのに必要でした。色を愛し、見る事を始め、世界を観察することも学びました。僕の先生皆が作品を作る過程で自分の中のアーティストを見つけると言ったので、思いがけないインスピレーションを信じるのをやめたのです。アート作品は作る過程を通して発展していくはずです。』

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『先生方の中で一番影響を受けたのはアルバート・フェラーラ氏です。彼の取り組み方や、僕のスタイルを保たせてくれたりしたのがとても好きでした。この時期はとても心が解放され、このあとは自分だけでやっていけると実感したのです。』

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『僕は後に先生にもなりました。2001年に転機を迎えアブストラクト(抽象的)な作品へ移行し、自分のペインティングの方向を再確認しました。沢山の展示会もし、とても良い影響でした。』

パリージは爆発を待っているパンドラの箱、矛盾を抱えたアーティストだ。心と体の両方がクリエイティブに直結している。こだわりの人、孤独者、哲学者、練金術師、パフォーマー、そして反復的。しかし彼は自身に対してでさえも、いつも新しい。

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『僕は孤独です。一人でアトリエで絵を描くのが好きで、それが僕の仕事です。』と彼は子供っぽい瞳で得意げに言った。『僕はここに自分のゴーストといます。これは楽しい孤独だ。』これらの間に彼は形象描写の風景画を描き始め、それから人の身体やエロティックなドローイングまでも展開した。

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