サラエボ・ウィンター

HAPPENING

124nina06.jpg

サラエボ・インターナショナル・フェスティバル「サラエボ・ウィンター」は、世界中からのアーティストや市民の伝統的な合流点である。


第1回目の「サラエボ・ウィンター」フェスティバルは、1984年12月21日〜1985年4月6日に渡って開催された。以来22年間毎年開催され、フィスティバルはこの町にとってなくてはならないものとなる。1026日に及ぶ開催期間中、サラエボでは2763のパフォーマンスやエキシビションが開催され、2,831,000人の観客、24,300人の参加アーティストが世界中から集まった。「サラエボ・ウィンター」は戦時中も休止することなく、クリエイティビティの自由のシンボル、そして様々な文化や文明を普及するための場所となる。

124niceset1.jpg

今年第23回目の「サラエボ・ウィンター」のテーマは「Some other city(ある他の都市)」。このテーマにインスパイアされたアーティストがそれぞれの見解で「ある他の都市」を創造する。
ユニティック・ギャラリーは、2月10日に面白いエキシビションをスタートした。このエキシビションの作家、アレクサンドラ・ニーナ・ケネゼヴィッチは、このギャラリーにいることが「ある他の都市」にいることと同等だと暗示する。ニーナは65のサラエボの都市のシンボルをつくり、そこからディングバット・フォント(シンボルから成るタイプフェイス)を制作した。ギャラリーのガラスの壁にそれらを張り巡らせる。そうすることで、ガラスの壁自体が彼女の作品となり、ただ作品を置かれたスペースというだけではなくなる。ギャラリーが彼女のキャンバスとなった。

124nina03.jpg

シンボル(ディングバット・フォント)の促進と共に、ニーナは他にもこれらシンボルが使われた作品を披露する。ポスターやフォントの他にも、リデザインされたアンティークのサラエボのポストカードなど。それらは元々100年前にもさかのぼるもので、その頃の構成や思想を残されてはいるが、極めて異なる形でここに展示された。

INTERNATIONAL FESTIVAL SARAJEVO “SARAJEVO WINTER”
会期:2007年2月7日〜3月25日
住所:Titova 9a, 71000 Sarajevo, Bosnia and Herzegovina
TEL:+ 387 33 207 945

Text: Sarajevo Winter Press
Photos: Aleksandra Nina Knezevic
Translation: Yurie Hatano

【ボランティア/プロボノ募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
コントワー・デ・コトニエ公式通販サイト | 2016 SUMMER SALE
MoMA STORE