ブラック・ロック・アーツ・ファウンデーション

HAPPENING


David Best’s “Temple” at the Hayes Green


人を魅了し、刺激し、また社会的に活気付かせるパプリック・アートというのは、不幸にもまれである。しばしば都市は、利益を得ることを目的とした社会から離れた、個々のための作品になるようなパプリック・アートの企画のために著名なアーティストと契約を交わす。サンフランシスコでは、オルデンバーグの「キューピッドの弓」や、「サンフランシスコ・ハート」という企画といったような一連の失われた機会があった。(その両方には美しいファサード、IMOの他にあらゆる実体が欠けている)

社会に基づいたインタラクティブ・アート・インスタレーションである「バーニング・マン」といった名の仮想のものは、ありふれたものである。(砂漠が実際にそれによって散らかされている)「バーニング・マン・オーガニゼーション」は社会的な拠点としてのそのインスタレーションの力を認識し、彼らの砂漠でのイベントの他の芸術を支援するための、芸術文化財団のブラック・ロック・アーツ・ファウンデーションという形に移行した。その機関の最初の目的とは、広く社会的参加を促し、コミュニティを刺激するようなインタラクティブ・アートを支援することである。


David Best’s “Temple”

「ブラック・ロック・アーツ・ファウンデーション」の昨年に実行された最初の主なプロジェクトは、バーニング・マンで最もよく知られたアーティストの一人のデビッド・ベストによるものだった。過去のバーニング・マンのイベントにおいて、彼は木でできたおもちゃのがらくたから、どっしりとした大聖堂のような建造物を作り上げた。この空間は、それらの参加者の大部分のための中心的な拠点となった。昨年の夏には彼はサンフランシスコの中部にある小さな公園で、一時的な木製の寺院を建てた。(それは彼の有名な砂漠の建造物の縮小版である)その寺院が存在した6ヶ月の間に、その空間はあらゆる種類の人々にとっての社会的な磁石となった。その空間はグラフィティとデザインのモチベーションを向上させるためにデザインされた。結果として、それは日々を変化させ、全ての来訪者に新しい光景を与えるだろう。昼夜を問わず、その建造物の下で、その存在の効果について語り合う人々が見られることだろう。


Michael Christian’s “Flock”

バーニング・マン・フェスティバルでの、マイケル・クリスチャンの30フィート(訳注:約6メートル)の高さの彫刻作品である「フロック」は、広く開けた空間にそびえ立つどっしりとした存在感があった。市庁舎のビルを背にしたその彫刻作品を見ることによって、かつては大きかったものを小さく見せる、周囲の連邦ビルという基準との、二つの世界の衝突が発生した。そこに横たわるこのプロジェクトのテーマというのは、バーニング・マンという超現実的なものと我々の政府という非常に現実的なものとの関係を絶え間ないテンションで強化することである。

ブラック・ロック・アーツ・ファウンデーションは、サンフランシスコを超えて、ニューヨークやアリゾナでプロジェクトを進行中である。新しい提案の締め切りは3月31日。忙しくなるだろう!

Text and Photos: Ammon Haggerty from Qaswa
Translation: Yuhei Kikuchi

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