フローティング・アイランド

HAPPENING


埠頭に10分もいるとひんやりとした寒さを感じる季節になった。曇った日曜の夕方、タグボートを待っている間に秋の到来は告げられた。およそ35年間、ユーヨークで最も期待された訪問者を見るために人々はここに集まった。

それは「フローティング・アイランド(浮遊する島)」と呼ばれるパブリックインスタレーションであった。作品である公園は、元々1970年にロバート・スミッソンによって考えられた縦10メートル横30メートルの艀船(はしけぶね)の上にある。

緑の欠片は、「ウィットニー美術館」でスミッソンの回顧展が開催されているこの2週間、マンハッタンの灰色の川を毎日のろのろと移動していた。

一時間が経過し、公園が地平線に現れると同時に人々は熱狂したようにカメラを構える。ハドソン川で彼のアイディアを見るのには若すぎるうちに没した現代作家の死後の贈り物をみられるのは今日が最終日である。

浮遊公園は、まるで夏のように、おそらく現在は行ってしまっただろう。しかし、スミッソンの作品は10月23日までウィットニーでまだ見ることができる。


Robert Smithson

会期:2005年10月23日まで
会場:Whitney Museum of American Art
住所:945 Madison Avenue at 75th Street, New York, NY 10021
http://www.whitney.org

Text: Carlos J. Gomez de Llarena from Med44
Translation: Wakana Kawahito

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