NIKE 公式オンラインストア

「トイ・セーブ・チルドレン:マミー・ザ・ラビット」展

HAPPENINGText: Yasuharu Motomiya

ほかの、ぬいぐるみも切ったり、貼ったり、塗ったり、載せたり、吊るしたり、され、展示スペースは「マミー・ザ・ラビット」の集会の様相を呈していた。

原宿のラップネットで行われた展示は、終了したが、コムサ・コミューンでは8月21日まで展示されているので、機会があれば見に行くのもいいのではないだろうか。

この「デザイナー、アーティストが社会に貢献するには?」という問題意識から生まれた「トイ・セーブ・チルドレン」は今回のプロジェクトが第一弾ということもあり、今後も活動を続けていくようだ。

第二弾でのプロジェクトでもっと掘り下げていくに違いないが、現在の世界が抱える問題への関心を呼び覚ますプロジェクトであったのは確か。「世界の恵まれない子供たち」という言葉を、日々の生活の中で忘れていたぼくは、今回の展示を見たあと初めてユニセフのウェブサイトへ訪れた。そこでふと、昔はよくテレビでもこういった情報は流れていたなと思い出し、いまだに続く問題を意識する。そういえば、映画「ビフォア・サンセット」のなかでジュリー・デルピーもこんな活動をしていたっけ。

参加アーティスト:カウズ・ファクトリーカプコ!デビルロボッツDOMAフレンズ・ウィズ・ユーフリ・フリゲーリー・ベースマンジェレミーヴィル川上登(JAP工房)マッド・バーバリアンズミズ・ヴァン、光倉カオル、中川大、押田秀一リンゼンタケヤマ・ノリヤデザイナーズ・リパブリックトキキトウマアグリードールズ、宇高ノブアキ、山下隆生YOU-KO(JAP工房)

Toy Saves Children
Rebirthed Mummy the Rabbit

会期:2005年7月2日〜10日
会場:LAPNET CLUB
住所:東京都渋谷区神宮前1-8-10 FORET原宿4F
入場無料
http://www.toysaveschildren.org

Text: Yasuharu Motomiya
Photos: PAS Photography

【ボランティア募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
MoMA STORE