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ROJO® 4周年記念パーティ

HAPPENINGText: Patricia Gauna

雑誌ROJOは 20年も前からあるような気がするが、実際には今年で4年を迎えたところである。ROJOは最初、グラッフィック分野を中心に扱い活動していたが、次第に他の分野にも活動の手を伸ばしていく。今では音楽、CD、DVD、そして様々なイベントを手がけるようになった。

コアメンバーは、デビッド・キレス、マーク・マスコート、アレハンドラ・ラスキス、そして世界中から集まった500人を超えるコラボレーター達。誰もが肌で感じることであると思うが、カナダにあるトロントという街は、テルアビブやロンドレス、スダメリカ、東京、ベルリン、バルセロナなど他の街と比べて、人々の想像力が全く異なる。

そこでROJOは、この4周年記念を、新しい方法で表現することにした。彼らはパーティをバルセロナにある有名なアポロ・パーティ・ラウンジで開くことに決めた。ROJOの新しい出版物である「ROJO IPON」は、いつも通り豪華であったが、彼らが最初に手がけたDVDのRUGAマガジンと、CDの「ROJO TACHAN」に入っている「NOSORDO」は本当に最高であった。

ROJOは皆を、広々とした空間で迎えた。そこは大きな居間のようにくつろげる空間で、大きなスクリーンにはRUGAマガジンの映像が映し出されていた。永遠に続く想像の世界、それは都会の日常生活から解放されるかのようだった。

そしてここでは、スウェーデンのルドビルデン&パイロッテンがビジュアル演出をするドイツのヴァイア・グラフィックとともに、そしてツキモノ、スペインのアクトップとともに、激しく美しい音楽を生み出していた。ルドビルデン&パイロッテンは、理想の楽園の美しいイメージを聞かせてくれた。それは、ジャングルの野獣をもおとなしくさせるような美しい音色だった。ツキモノは攻撃的な音楽、まさに怒りの音楽であった。それは人々を追い出すような迫力さえも感じられた。

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