ルドルフシェイム・フェンハス

PLACE


今にもくずれそうな住居が、15名のアーティストの展示スペースになった。

ルドルフシェイム・フェンハスという名で知られる、ウィーン15区の住居はとても老朽化しており、あまり良い状態とは言えない建物ばかりが並んでいる。建物の外壁なんかは、多くの住居が抱える問題で、改装や改築がこの地区の重要な課題となっている。最近、15人のアーティストが、この地区で行われる地域のフェスティバルの協力を得て、ストルシェンガッセ21番地にある老朽化した住居で作品を展示した。

普通の建物と同様に、ストルシェンガッセ21番地に建つこの建物も、改装・改築されることになっているが、ここで「ZUHAUS (家で)」というエキシビジョンが開かれるという点では他と異なる。このプロジェクトは、「POGMAHON.COMPANY」の協力で、レナーテ・フーバーが主催したものだ。

このプロジェクトを簡単に説明すると、15人のアーチストそれぞれが、デザインのアイデアを、このなかなか他にはない空間で展示しようというシンプルなものだ。デザインのコンセプトは、以前ここに生活をしていた住人の思い出と、建物そのものが持つ歴史の両方を取り入れたものだ。昔この建物は、1863年に設立したイスラエルの寺院協会の拠点として使われていたもので、地域の宗教活動の場として、また男子学校としても機能していた。展覧会プログラムには、DJ、映像、コンサートの他、都市計画に関する情報イベントも含まれていた。

参加アーチスト:エイミー・ブラスコビック、レナーテ・フーバー、アンドレア・スタール、レティシア・ウェルス、エルケ・グローエン & スラジャン・クルクレック、エド・バリント、ラウル・クリスカニッツ、カート・プリンツ、ロバート・レザック、イアンイゴール・サピック、フランツ・バッサーマン、マーカス・ソブル

ZUHAUS
会期:2004年6月4日〜6月20日
住所:Storchengasse 21, 1150 Vienna, U4/U6 Laengenfeldgasse
www.kunst-zuhaus.at

Text: Christina Merl
Photos: Renate Huber
Translation: Naoko Fukushi

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