スパニッシュ・ファッション展

HAPPENING


ファッションは、社会とその時代の世相を反映していると言っても過言ではない。ここマドリッドにあるレイナ・ソフィア国立美術館では、6月18日から、経済省と科学技術省主催による展覧会が開催されているのだが、この展覧会こそ、まさにスペインのファッションを紹介しているものだ。1100m2の敷地を持つこの美術館での今回の展覧会を担当したのは、映画監督でもあるゴンザーロ・スアレツ。

350点に及ぶ作品(衣服)が展示されているのだが、その展示の方法もさまざま。実物がそのまま展示されているものもあれば、オーディオ・ビジュアルを介して紹介されているものもある。それら現在活躍中のデザイナーや、これからを期待される若手デザイナーの展示物を通じて見る側の私達は、現在から未来へのスペインのファッションの旅を楽しむことができるのだ。キャンパースやザラは、スペインが生んだ国際的に有名なブランドだが、この2つのブランドからは、世界におけるスペインのデザインの最盛期を明確に見ることができる。

展覧会は「仕立て」「靴」「アクセサリー」「ジュエリーとコスチューム・ジュエリー」という風に大きく4つに分かれており、クリストバル・バレンシアーガやペルテガスといった老舗的なブランドから、デイビッド・デルフィン、カスト、ミギュエル・アドロヴァー、アマヤ・アルズアーガといった若手デザイナーまで、実に180組のデザイナーがフィーチャ−されている。

今回のこの展覧会は、スペインの都市だけではなく(ガルシア、ヴァレンシア、バルセロナ等)世界中の都市でも開催される予定。2005年までには、パリ、ロンドン、ミラノ、ベルリンといった世界のファッションの中心地から、多種多様な展示物を集めるのが目標。もちろん、スペインのファッションを世界に広く知ってもらうことも、この展覧会の開催目的だ。

Behind the Mirror – Spanish Fashion
会期:2003年6月18日〜9月29日
会場:レイナ・ソフィア国立美術館
住所:Santa Isabel, 52, 28012 Madrid, Spain
TEL:91 467 50 62
museoreinasofia.mcu.es

Text: Terevision Ruiz from Neo2 Magazine
Translation: Sachiko Kurashina

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