サウンド・リパブリック 4

HAPPENING

エレクトロメディアと様々なジャンルのクリエーターのコラボレーションをテーマに今回で4回目の開催を迎える「SOUND REPUBLIC」が、3月1日に東京・六本木THINK ZONEで行われた。当日は、春の前の大雨にも関わらず900人弱ものエレクトロニカ・ミュージックまたは、エレクトロ・メディアに興味のある人たちが集まり、ハイクオリティな音と映像が高密度にミックスされた空間を楽しんでいたようだ。


床と壁三面に向かってプロジェクターから照射された画面に映し出される「ユニット9」、「FIXER」、「ジョニー・ハードスタッフ」等の映像が会場全体を包み込みヴィジュアルの水槽の様な状態にし、この日のために特別にセッティングされたサウンドシステムから流れる「KLOCK」「ファンクストラング」「アクフェン」等のサウンドが水槽の中に動きを作り出していた。

圧巻だったのは「ファンクストラング」の2時間に渡るライヴパフォーマンスで、ラップトップから織り成される二人のエレクトロニカ・ジャムセッションはデジタルサウンド特有の覚醒と、自在に打ち出されるリズムが肉体的な興奮へと導いてくれた。ライヴ後少し話す時間があり本人も前日行われた別の場所でのパフォーマンスより満足していたようだ。日本の印象については「ぼく等から見れば、火星みたいな別の惑星のようだね」とビール片手に陽気に語っていた。

一方、「アクフェン」もとてもリラックスしてプレイしていたようで、パフォーマンス後もトコトコ会場を歩き回りイベント自体を楽しんでいた。

そして今回、新しい試みとして注目されるインターネットムービー「TRUNK」とのパートナーシップ・コラボレーションに関連してVJとして参加している、同映画でアニメーションを担当したUKのプロダクションカンパニー「UNIT9」は、ポップでユーモアがありどこか暖かみのあるアニメーションを惜しみなく披露してくれた。

彼等はこれが日本での初めての仕事でそれについて少しコメントがもらえた。「この様に、ウェブで表現することはより多くの人々が見ることが出来るという点で非常に良いこと。そして、日本等の企業やクリエーターと仕事をすることでさまざまな相乗効果が生まれて、可能性の幅も広げることが出来るんだ。今日のパフォーマンスについてもとてもエンジョイしている。」

彼等の言葉が、このイベントの趣旨の一部を言い表している。そして観る側も、エレクトロメディア・アートが持つ可能性を感じ楽しむことができただろう。

SOUND REPUBLIC 4
日時:2003年3月1日(土)22:00~5:00
Live:Funk Storung、FIXER
VJs:Johnny Hardstaff、Unit9、Break Video[FIXER]、Sequence3
DJs:Akufen、DJ KLOCK、KAIE MURAKAMI[FIXER]
会場:Roppongi Hills Information Center/THINK ZONE
チケット:前売り3000円、当日3800円(1ドリンク付き)
info@soundrepublic.ne
http://www.soundrepublic.net

Text; Yasuharu Motomiya

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