モンスター・ジャム

HAPPENING


僕は常に、何か新しくてユーモアに満ちたものを体験するのは大好きなのだが、最近、僕が勤めるアメーバ・コープの働くニュー・メディア・デザイナーのニ−ルから、あるインビテーションをもらった。それは、スカイドームで行われる「モンスター・ジャム」のチケット。それまでの1週間、僕はかなり過酷なダイエットに挑んでおり、その会場でミュレット軍団に囲まれながら、ほかほかのホットドック、フライドポテト、そしてビールをがぶ飲みできるのが楽しみでしかたなかった。ミュレットについてあまり良く知らない人は、オフィシャルサイトを見てみてほしい。レア車である「モー・ミュレット」(ハイブリッドのモーホーク/ミュレット)をどうにか見つけることができたが、それよりも写真を取るのに熱中してしまった僕達。時にはハラハラドキドキの場面でも、車大好きな写真家達が必死になって彼らの任務を果たす姿は印象的だった。

急いでお腹を満たした後、僕はニ−ルと彼の弟、ジェイソンと落ち合い、やっと自分の席に辿り着くことができた。そこから見えた景色のすごいこと!グレイブ・ディガー、マキシマム・ディストラクション、アメリカン・ガーディアン、サドン・インパクトといった、有名なモンスター級のトラックが目の前でバトルを展開。そのバトルも、フリースタイルとコンペティションという風に、部門別になっている。おもしろかったのは、フリースタイルの方。ドライバーに与えられているのはわずか60秒。観客からの「SICK AIR! SICK AIR! SICK AIR! 」という声援の中、廃車や廃バンの周りを走り回るのだ。

スポットライトが飛び散る中、目の前で物が破壊されたりする様が展開されるこの自動車レースそのものは、僕達3人にとって、決して忘れることの出来ない思い出をなった。65番の車が、わざわざ他の車と衝突するために逆走していたのには驚いた。当初、その車に何か故障でも起こったのではないかと思ったのだが、ドライバーはおそらく、このレースの目的を忘れてしまったのだろう。ドライバーは彼自身のドライビングテクニックや、彼の背後にあった「快楽」と一言書かれた看板に動揺してしまったのではないか、と僕は想像していた。破壊ダービーにもの凄い興奮を覚えてしまったのは事実。手描き感たっぷりのマシーンが煙をモクモクとたてながら、車通しで衝突。砂埃がすごい。子供も一緒になって叫び、お気に入りのマシーンを応援するのだ。20分のバドルが終了した時に残っていたのは、たった1台だけ。優勝ドライバーにとっては、この種のダービーでの勝利は2度目、とのことだった。

何か新しい刺激を求めている人には、モンスター・ジャムや、これと似た系列のイベントに行くことを絶対的にお勧めしたい。そこにいる人々、主張の強いTシャツ、ヘビーメタルのサウンドトラック、白熱するアナウンサーの叫び声。そしてもちろん、良く冷えたビールが気持ちを高ぶらせてくれる。カメラを持っていくのも忘れずに。

United States Hot Rod Monster Jam
日時:2003年1月18日
会場:Sky Dome
www.ushra.com

Text: Mikey Richardson from Amoeba Corp
Photos: Neil Collyer from Amoeba Corp
Translation: Sachiko Kurashina

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