マルセル・デュシャン・トリビュート展「LA PLAQUE A MARCEL」

HAPPENINGText: Mathieu Araud

パリ5区の一画にはフランスが誇る芸術家、マルセル・デュシャンの精神が今でも生きるラレー通りの12番地にある個人所有のアパルトマンで、「La plaque a Marcel」というちょっと変わった展覧会が行われる。

「Ap’ArtE」という名で知られるアートコレクターと現代美術愛好者のグループが、この通りに20年以上住んでいたユニークな芸術家、デュシャンのトリビュートを行うもので、デュシャンが、ラレー通りに住んでいたということを示す道路表示も標識も一切なかったため、世界中のデュシャンの影響を受けたアーティスト32人に、彼がここに住んでいたという証となる道路標識用のプレートを作成して持参するよう呼びかけるというものだ。

結果は上々で、集まった特注のプレート、コラージュ、文字等の作品はデュシャンの世界を再び蘇らせた。世紀の天才に賛辞を送ることと同時に、知られざるアーティストを発見するというユニークな試みでもある。

La plaque a Marcel
会期:1997年9月30日まで
会場:Ap’ArtE 
住所:12 rue Larrey, 75005 Paris
TEL:01 4217 0659

Text: Mathieu Araud
Translation: Satoru Tanno

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