バーチャル・アーキテクチャー展
現実はフィクションを超越しているとよく言われるが、今回紹介するのは、それとはまったく逆のもの。11月からマドリッドにあるコンデ・ドゥケ文化センター内のメディアラボ・マドリッドで行われている展覧会では、ビデオ、デジタル写...
現実はフィクションを超越しているとよく言われるが、今回紹介するのは、それとはまったく逆のもの。11月からマドリッドにあるコンデ・ドゥケ文化センター内のメディアラボ・マドリッドで行われている展覧会では、ビデオ、デジタル写...
今年も夏が終わった。しかし、様々な祝福やイベントの季節は始まったばかりである。最近舞い込んできたグッドニュースといえば、新しい現代アートフェスティバル「テンプテーションズ」が近々マドリードやってくることが決定したこと...
2年前にバルセロナで「サーキット」が誕生した。これは、ポーリンハ・リオことパウラ・フェファバウムによるファッションショーで、彼女は、著明なショーでは未だそのデザインを発表することが現実となっていない、新しい才能の持ち...
今の時代、アートの展覧会を取り仕切るキュレーターの仕事は、アーティストの作品と同じぐらい重要な存在である。今年の初めから開催されている「ソーシャルワーク・カジャ・マドリード」というプログラム。これは、新人キュレーター...
マドリッドに夏がやって来た。靴も冬靴からサンダルへ。温度計も20℃から40℃へと、いとも簡単に上昇して行く。カルチャーの温度も、気温の様にぐんぐん上がって行く。何故なら「フォトエスパーニャ」が今年もやって来たからだ。今年で...
5月は、花々が咲き乱れるだけの季節ではない。多彩な展覧会やイベントが盛り沢山な季節でもあるのだ。一ヶ月に一度だけのこの記事の為に、たった一つしか展覧会なりイベントなりを選ぶことは、かなりの至難の技である。冬の間のぐっ...
2年前からソフィア王妃美術館のエスパシオウノを担当しているラファエル・ドクターの企画による「マガジン展」は、美術展として、架空の雑誌を製作するプロジェクト。アナ・ゴンザレス、トーマス・ミナンブレス、ラミロ・イー、ダニ...
忙しかったクリスマス休暇も終わり、1月はそんな忙しさからホッと一息つける月にしてみるのは、いかがだろうか。しかし今年も、イベント、コンサート、落成式、そして様々な活動等が始動し始める新しい年である。まず、必ずチェックし...
アイディアは新しいものではないが、いわゆるアート作品がありがちな冷たい無菌室のようなギャラリーから持ち出し、パブリックな場所で一般の人々にアートを近づけることは面白みがある。 ドメスティコは昨年、ジュリエッタ・スペ...
超前衛的な現代アートに興味があれば、必ずチェックして欲しいのが、マドリッド市内にあるスペインで最も重要な現代アート美術館・ソフィア王妃芸術センターだ。ここで、近年最も評価の高い視覚芸術家の一人であるピピロッティ・リス...
この展覧会のタイトルが、本展のアイディア、そして内容の全てを表している、と言っても過言ではないだろう。一定の技術提案、双方向性、新しい素材などのグローバル化によって、新しいタイプのデザインが日々生まれている。現在の生...
「オーガニゼーション」。これが、ルイヴィトンの新しいキャンペーンで中心となる思想だ。そしてこれが、スペインの型破りで若手のデザイナーが2000年3月から行ってきたことでもある。つまり、彼ら独自のファッション・キャットウォー...