ジョナサン・ザワダ
PEOPLEText: Risa Nakazawa
ご自身の活動の中で、現在、主に注力しているしていることは何ですか?
最近は、アート活動により力を注ぎ、これまで行ってきたコマーシャルワークの量を減らすようにしています。コマーシャルのデザインワークはとても楽しいのですが、アートとデザインを同時に進めるのは、それぞれが異なるアプローチや方法を必要としますのでとても難しいのです。現在は、オーストラリアだけでなく国際的にアートの分野で活動する機会が増えてきました。
Jonathan Zawada solo exhibition at Prism gallery
最近の活動内容を教えてもらえますか?
ロサンジェルスのプリズム・ギャラリーで、アメリカで初となる個展を発表したばかりです。鉛筆画と初めての経験となった油絵の作品を展示をしました。ペインティング作品は結構大きくて、基本的には風景画なのですが、その元となる風景は3Dソフトを使って構築しました。色やテクスチャもかなり非現実的なものになってます。
Jonathan Zawada, Light, 2010 Oil on linen, 59.06 x 37.8 inches (150 x 96 cm), shown at the exhibition at Prism gallery
絵によって異なる山のシルエットは、実はグラフデータを集め、組み合わせたものから形成しています。使用したグラフデータには、CDやアナログレコードのセールスと高校生のマリファナ使用状況を比較したものや、ドバイと”セカンド・ライフ”とよばれるバーチャルな世界の土地の価格を比較したものなどがあります。
あと、4月28日からバルセロナのヴァレリーというスペースで展示するグラフィック作品の新作を手がけています。
もし、世界で3つの場所に引っ越すことができるとしたらどこを挙げますか?
行ったことがあって住んでみたいと思う場所は、
1 札幌
2 アメリカのパーム・スプリングス
3 ニュージーランドのワナカ湖
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