ヴェネツィア建築ビエンナーレ 2008

HAPPENINGText: Eduard Prats Molner

ヴェネツィア・ビエンナーレ第11回ヴェネツィア建築ビエンナーレは、建物を超える建築を探求している。総合ディレクター、アーロン・ベッツキーの手によって、この2008年の国際建築展は、実験と、ビジョンと、確かな批評精神が濃縮されたものとなっている。

ヴェネツィア建築ビエンナーレ2008

アーロン・ベッキーは本展に寄せて次のようにコメントした。『では、建物を超えた建築とはなにか?私たちの考えるそれは、単にシェルターを提供するだけの建築でなく、混沌とした現代社会の中に安心できる空間を作り出し、さらに、我々が縛られている、コントロールできない建築の構造を変えるような選択肢を提案することもでき得るものなのだ。』

Venice Architecture Biennale 2008

ヴェネツィアでのつかの間の滞在の間に、私は会期終了2日前に2つの主な展示会場を訪れる機会を得た。32カ国がパビリオンを展開するジャルディーニと、23の厳選されたインスタレーションが名を連ねるアルセナーレ。アルセナーレに展示を行ったのは次の面々。アシンプトート、アトリエ・バウワウ、バークロウ・ライビンガー・アーキテクツ、ニゲル・コーツ、コープ・ヒメルバウ、ディラー・スコフィディオ+レンフロ、ドルーグ・デザイン+ケッセルクラマー、ヴィッセント・ガラート、フランク・O・ゲーリー、ザッハ・ロジーナ、プィリップ・ラーム、マシュー・リッチーとアランダ/ラッシュとダニエル・ボシア/ARUP AGUのコラボレーション、クラメルヴァンデルビア、ソニック、そしてUNスタジオ。

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